週刊アスキー 1/24号(862号)特集『2011年インターネット事件を追う!』で取材に応じてくれた『鳥人間コンテスト』にパイロットとして出場した東北大学Windnauts所属の中村琢磨さんのインタビューを全文掲載! パイロットとして出場し見事優勝を飾った鳥人間コンテストで、視聴者をそしてネット民を熱く盛り上げた「風だ! 風を拾うんだ!!」など、数々の名言はいかにして生まれたのか。その秘密を探った。
Q ご自身がネットで話題になったことはご存知ですか?
友達がFacebookやmixiでそういってるので「そうなのかな?」ぐらい。放送日前に留学でアメリカに来たのでいまいち実感はなかった。放送も東北大の部分しかまだ観てないし、放送日の前からアメリカにいるので、その後のエピソードなども特に何もないですね。日本人も大学全体で十数人しかいなくて、みんなだいたい放送観ていないので。まぁ平和で良いですけど、日本にいたらちょっと楽しかったかな? 友達がmixiやFacebookに「かっこ良かった!」っていっぱいコメントしてくれたのでうれしかった。
Q 現在留学中ということですが、留学先で“鳥人間コンテスト”の話題は出ましたか?
飛行機つくってたんです。っていってこっちの教授と盛り上がれたのが良かった(笑) アメリカでもこういう大会はおもしろいねって、みんな言ってます。友達もこういうエンジニアリング的な大会はぜひともアメリカでもやりたいって言ってた。ただ、自分から「日本にいたときこんなことしてたんだー」って言い出さないと、知ってる人はいないですね。
Q フライト中の発言に影響を与えた作品などはありますか?
ふだんから変な喋り方なので、何かの作品の影響とかではないと思います。友達もみんな「普段どおりだったね!」って言ってるので。ちなみに日本で一番好きな映画は『もののけ姫』です。
Q フライト中の発言で「言って欲しい」と周囲に頼まれていたフレーズなどはあるのでしょうか?
本当はチーム記録を超えたときに、今の記録を持っている'08年のパイロットさん用に「尊敬してるぜーーー、このニコ中がーーーー!!」って言う予定だったんですが、残念ながら言うことはできなかったですね。
Q 可能であれば現在の勉強していること、近況などをお教えください。
こちらでは航空機設計学や3Dデザインのクラスをとっています。学部生ですが、院生の授業も取っているのでなかなかキツいことも多いですが楽しくやってます。あと飛行機のライセンスを取得中。日本に帰るまでには取れる予定。
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