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28nmプロセスの最強ハイエンドGPU、AMD『RADEON HD7970』が登場!

2011年12月22日 14時01分更新

AMDの新GPUがいよいよ登場。『RADEON HD7900』シリーズは、コードネーム“Tahiti”と呼ばれていたもので、GPUの製造プロセスが28nmになった初のGPUです。そして、サンディブリッジ登場以降、搭載するマザーが急増した“PCIエクスプレス Gen3”に対応する初のGPUとなりました。Gen2に比べてデータ転送幅が約2倍となり、性能向上が見込めます。さらに、最新のDirectX11.1にも対応します。

RADEON HD7970
RADEON HD7970
RADEON HD7970

気になる性能は、さすが最新ハイエンドGPUだけあって、GeForce GTX580やRADEON HD6970を凌駕。
AMDによるベンチマークでは、『3DMark11』のPerfomance(1024×600ドット)テストで7972。GTX580の6684やHD6970の5744を上回ります。また、重量級FPSの『バトルフィールド3』高設定(1920×1080ドット)でも、ほかの2機種が60fpsに届かないところ、80fpsに達しています。

 

製品名 RADEON HD7970 RADEON HD6970 GeForce GTX580
製造プロセス 28nm 40nm 40nm
SP数 2048基 1536基 512基
テクスチャユニット 128基 96基 64基
コアクロック 925MHz 880MHz 772MHz
メモリータイプ 3GB GDDR5 2GB GDDR5 1536MB GDDR5
最大消費電力 250W 250W 244W
補助電源 8+6ピン 8+6ピン 8+6ピン

 

さらに資料によると、アイドル時の消費電力を3ワットまで下げているとのこと。また、オーバークロック耐性も強く、GPUクロックの1GHz超えも可能となっています。

同時にAMDの多画面出力機能も『Eyefinity 2.0』にアップデート。HD7970を1枚だけで、3画面の3D表示も可能。また、例えば3画面に出力する際、それぞれのディスプレーのスピーカーから、それぞれ異なるソースの音声が出力できるといった進化が見られます。

週刊アスキー本誌でも入手次第がっつりベンチマークを測っていきたいと思います。
来年はNVIDIAの新GPU『Kepler』も登場する予定。いよいよ新GPU時代に突入して、自作パーツ業界も盛り上がりそうですね!

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