AKB48はグーグル本社で、“AKB48新戦略記者発表会”を開催。AKB48、SKE48、NMB48、そしてインドネシアのJKT48の全メンバー総勢260名が『Google+』に参加して、世界中のファンと直接コミュニケーションを取る。12月8日にデビュー6周年を迎え、海外を視野に入れた“AKB48 新戦略プロジェクト”を発表した。メンバーがそれぞれ書き込みを投稿、それを英語、中国語、韓国語、タイ語、インドネシア語の5ヵ国の言語に翻訳される予定。
会見にはプロデューサーの秋元康氏、AKB48から前田敦子さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん、指原莉乃さん、高城亜樹さんのメンバー5人が参加した。秋本氏は、「6周年で成長しているが、“会いに行けるアイドル”から“会いに行けないアイドル”になってしまった。ファンの方々とどうつながっていくかテーマになり、すべてのメンバーとファンを結ぶインフラとしたい。さらに5ヵ国語で翻訳して世界のファンといっしょに共有して、ファンに近づけるように」と、Google+を利用する理由を語った。
各メンバーをフォローしていれば、ビデオチャット機能“ハングアウト”でメンバー本人と選ばれたファン9人が直接話ができる機会も設ける予定。また、各メンバーのGoogle+プロフィール上でコンサートの模様をリアルタイム配信。12月20日の“紅白歌合戦”、'12年1月19日~22日の“リクエストアワー2012”を中継予定だ。
リーダーの高橋みなみさんを中心に、Android端末から写真を初投稿。
即座にアップロード、投稿が表示されるとメンバーは大よろこび。本日12月18日からすべてのメンバーが投稿を開始する。
高橋さんは「グーグルをとおして世界の人に発信するのは驚き。ブログも2ヵ月やっていないので、これを機会に再スタートしたい」と、前田さんは「世界中のみなさんに共通に愛してもらえるよう、進んでやっていきたい」と語った。
指原さんは、「個性のひとつに文章があるので発揮できたらいい。ふだん握手会などでは聞けないことを聞いてみたい。リアルなダメ出しや深い話をしてみたい」と。プロデューサーの秋本氏も「言葉が足りなかったり、勘違いしたままの発言もある。そこはリアルに、ファンの人たちに『それは違う』、『間違っているよ』と教えてもらい学んでいければいい。メンバーを全員を信じて、親としてひとり立ちさせたい」と語った。
高城さんは「何をしようかと今から楽しみ、グーグルをとおしてもっと知ってもらいたい。メンバー全員に何かを伝えたいときに便利」とファンだけじゃなく、メンバーどうしの交流にも使いたいと、その様子を見られるのもファンには楽しみのひとつ。篠田さんは翻訳機能に対し「日本語として通用しない日本語を使ったときはどうなるのかな!?」とギモン。「海外の言葉は読めないので、翻訳機能をとおして友達が増えるのが楽しみ。ジャカルタのメンバーとも交流したい」とした。
会見後、前田さんが“ハングアウト”でこの日フォローし選ばれたラッキーなファンと公開生ビデオチャット。好きなAKB48の曲をたずねたり、自分のどこが好きをファンに訊くドキッとする質問も。先日、歌番組でいっしょになったという、“マルマルモリモリ”を歌うレアなあっちゃんも観られた!
●AKB48 Now on Google+(関連サイト)
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