Kindle Fireのrootを取得し、日本語タブレット端末化して遊んでおられたアアアックン・オッペンハイマーが、とうとう禁断のカスタムROMに手を出してしまったようだ、という情報が寄せられております。
「かすたむろむってなぁに?」という純粋無垢な方、読み進めてはいけません。情報元は例によってXDAフォーラム。これで一切AmazonとカンケーねぇAndroidタブレット端末ができあがるってワケですが、当然、文鎮化の危機と隣り合わせであることを忘れてはいけません。手順は以下。
まずPCにUSB接続 |
↑ファイル転送モードにしてSDカード(実際には内部フラッシュ)にアクセスします。 |
コンソールで…… |
↑SDK導入環境下で、adbのある場所からコマンドプロンプトを起動。SDカードをアンマウントし(USB接続はそのまま)、XDAのスレッド(リンクは記事最下)にある通りにコマンドを入れ、updaterecovery.imgを読み込むように仕向けます。 |
再起動 |
↑rebootを実行すると、Kindle Fireにこのような画面が表示されます。ボリュームキーがないので選択できないのですが、電源ボタンを数回押すと自動で再起動がかかります。Kindle Fire本体はPCから外しておきましょう。 |
待ちます |
↑再起動後、カスタムROMのインストールが始まりました。終わると元の画面に戻るので、再びPCと接続します。 |
さらにコンソールで…… |
↑stockrecovery.imgへ戻す作業を実行します(コマンドはXDAのスレッド参照)。 |
来たコレ! |
↑前回、Androidタブレット化したもの以上に素のAndroidタブレットそのものに……う〜ん、何言ってるかわかんなくなってきた……。とにかく、Androidタブレットですわコレ、うん。背面ひっくり返さないと、Amazon臭はいっさいしなくなりました。 |
音が出にゃい…… |
↑そう、音が出ないんですって現時点では。いずれ解消されるでしょうか? |
日本語はバッチリ |
↑MoreLocale2とか入れなくても、日本語を選択できます。フォントも中華ではないものが入ってます(微妙だったので、結局入れ替えましたが)。マーケットは入ってないのですが、前回のリスキーと同じ方法で導入できました。ATOKも今回はフツーに使えましたよん♪ |
いじょ。Google謹製Appも前回のエントリー同様に行なうことで導入できちゃいました。動作は非常に快適、バッテリーもよくもつので、マジで使おうと思えば使えちゃうかもよ奥さん! ってな感じなんですが、使おうと思っちゃいけませんぜダンナ。
●関連リンク
CM7 for the Kindle Fire
↑XDAフォーラムの該当スレッド(英語)。
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