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【週間リスキー】え、2万円!? デュアルSIM&SIMロックフリーの謎Androidスマホ

2011年12月28日 14時50分更新

 国内通販サイトDisk Houseが販売する謎スマホ“Andoroid 2.2 3G/GSM SIMロックフリー デュアルSIM携帯電話”。これが製品名なのかはわかりませんが、“SIMロックフリー”とか、“デュアルSIM”とか、そそられるキーワードてんこ盛りです。というわけで、さっそくDisk Houseに連絡を取り、実機をお借りしてみました。

外観はお値段なりの質感
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
技適は……ないですね
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 外観は値段なりの質感です。しかしたてつけが悪いということはなく、ケースをつけずにラフに扱える筐体ですね。なお技適マークはありません。

警告も2段表示
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
SIMカードスロットはふたつ
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 電源を入れると、SIMカード未挿入の警告メッセージが2段で表示されています。

 電源をいったん切り、バッテリーカバー、バッテリーをはずすと、SIMカードスロットがふたつ現われました。ちなみに“SIM1”がWCDMA/GSM用、“SIM2”がGSM用になっています。つまりSIM1にはドコモやソフトバンクのSIMカードが、SIM2には海外のGSM方式のSIMカードが使えるわけです。

 なお端末初回起動時は英語ロケールでしたが、日本語ロケールも標準で入っていました。というわけで、まったく問題なく日本語端末として使用可能なわけです。

ドコモとソフトバンクのSIMカードを用意
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
ドコモ使えますねー
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
ソフトバンクも使えますねー
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 ドコモとソフトバンクのSIMカードを挿入したところ、どちらのSIMカードも正常に認識しました。あとはAPNさえ設定すればデータ通信できるはずですが、そこは自粛しておきます。

Androidバージョンは2.2.2
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
アプリは……
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
標準構成!
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 本端末のAndroidバージョンは2.2.2で、搭載アプリは標準構成のみです。このあたり、国産端末の満漢全席的な「もーお腹いっぱいだおー」と言いたくなるほどのプリインアプリ数を見慣れている身からすると非常に新鮮ですが、個人的にはこれがあるべき姿と考えます。正直3キャリアのAndroidスマホ買っても、使うアプリは1/3ぐらいですから。

マーケット使えます
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 アカウントを登録してみましたが、ちゃんとマーケットに接続できます。アプリのダウンロードも問題なしです。

AnTuTu Benchmark 性能評価
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた
Quadrant Standard Edition
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 定番ベンチマークを2本実行してみましたが、けっして速いとは言えない結果です。でも、余計なアプリが入っていないせいか、意外に重く感じないんですね。不思議です。

デュアルSIM端末いいですねー
【週間リスキー】デュアルSIMの謎スマホを試してみた

 正直日本国内ではあまり使い道がありませんが、海外旅行時に現地のプリペイドSIMカードを利用するときに重宝するデュアルSIM端末。最新スマホのディスプレーが大型化されてスペースが余っているような気がしなくもないので、デュアルSIMをウリにした端末がリリースされないかなーと個人的に期待しています!

Andoroid 2.2 3G/GSM SIMロックフリー デュアルSIM携帯電話
販売元:Disk House
価格:1万9800円
製品販売サイト

著者および編集部は、技術基準適合証明(技適)を受けていない通信機器の利用を勧めるものではございません。通信機器は各国の法律に基づいて利用してください。各国の法律に反して利用しても、著者および編集部は一切責任を負いません。

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