ドコモ初となるXi対応スマートフォン『GALAXY SⅡ LTE』が、本日ついに発売となりました!! 人気の高いGALAXYシリーズですが、どのような機能を備えているのか!? 目玉の“Xi”の実力も合わせ、総ざらいでこのスマホの実力をチェックしていきます。
ドコモ 『GALAXY SⅡ LTE』(サムスン電子)
OS | Android2.3 |
ディスプレー | 約4.5インチ(480×800ドット) |
CPU | APQ8060(1.5GHz、デュアルコア) |
メモリー(RAM) | 1GB |
記憶容量(ROM) | 16GB |
カメラ | 810万画素(インカメラ 200万画素) |
通信機能 | 3G(FOMAハイスピード)、LTE(Xi) |
テザリング | ○ |
サイズ/重量 | 69(W)×10.8(D)×130(H)mm/約130g |
●実効速度もしっかり速いLTEの通信速度
端末名にLTEと付いているように、GALAXY SⅡ LTE最大の特徴が、Xiへの対応です。下りの最大速度(理論値)は、一部の屋内で75Mbps。屋外エリア37.5Mbpsと、今までの3G(FOMAハイスピード)の14Mbpsよりはるかに高速。では、実際どの程度のスピードが出るのか。
東京・池袋駅近くのビル8F窓際という環境で速度を計測してみたところ、午後8時~9時前後の計測で、下りが4~10Mbpsほど出ました。低遅延、つまり反応速度が速いのもLTEならでは、ウェブのリンクをタップすると即座に読み込みが始まります。3Gの速度に不満を感じていた人でも、これなら十分満足できるでしょう。
回線速度測定アプリ『Speed Test』でLTEの速度を計測したところ、最大で10Mbpsを測定! |
●通信速度を生かす大画面ディスプレー
通信が高速でサクサクダウンロードできると、動画やウェブを思う存分楽しみたくなるものです。GALAXY SⅡ LTEは、ディスプレーも迫力抜群の4.5インチ(480×800ドット)です。パネルにはサムスン製の“SUPER AMOLED Plus”を採用していて、高いコントラスト比や色再現性を誇ります。視野角も広く、友達と一緒に動画を観るというようなシーンでも活躍しそう!
全画面再生したときの迫力は十分。視野角も広く、友達と一緒に動画を観られます。 |
ウェブも大きく表示され、文字や画像が見やすい。 |
●指の動きが少ない操作性
4.5インチだと片手で操作しにくい!? って心配があるかも。でも、GALAXY SⅡ LTEはユーザーインターフェイスでこの弱点をしっかりカバーしています。たとえば、ホーム画面のメニューには“通知”ボタンがあって、少ない指の動きで通知パネルを上から引き出せます。ホーム画面の位置を示すボタンを長押しするだけで、スピーディーに画面を切り替えられるのも、この機種ならでは。さらにセンサーを活用した“モーション起動”という機能を内蔵。本体を傾けて画像やウェブを拡大・縮小したり、裏返しに置くことでサウンドを消せたりといった操作ができます。
メニューの“通知”で、通知パネルを引き出せます。 |
ホーム画面の位置を表すボタンを長押しすると、高速スクロール。 |
●マルチタスクも快適に動くスペック
CPUは1.5GHzのデュアルコアで、冬モデル最高峰のスペック。RAMも1GBと十分な余裕があって、画面のスクロールやウェブサイトの描画、アプリの起動などがとにかくスムーズ。マルチタスクが便利な半面、動作が遅くなりがちなAndroidですが、この機種ならそのような心配は無用と言えます。
RAMが1GBと多く、アプリなどがサクサク動く。ROMが16GBあるのも、Androidの中では珍しい。 |
●本格機能も満載のカメラ
背面のカメラは810万画素。アウトカメラが優秀なのはもちろん、インカメラも200万画素と高性能。自分撮りでもキレイな写真が撮れます。
背面のカメラは800万画素で、フラッシュも搭載。 |
自分撮りに必須なインカメラも200万画素。 |
背面カメラはオートフォーカスや手ブレ補正に対応しているのはもちろん、シーン撮影、フラッシュ、露出補正、グリッド表示など、本格的なカメラ機能を利用できます。メニューはカスタマイズ可能で、よく使う項目だけを撮影中常時表示できるので、操作もしやすい。動画は1080pのフルHD画質に対応します。これだけ解像度の高い動画を滑らかに撮れるのも、CPUなどの性能の高さがあってこそ。撮った写真や動画は、別売のHDMIでテレビに出力できるほか、DLNAにも対応していたりと、いたせりつくせりですね。
多彩な機能に対応するカメラ機能。 |
よく使う項目を、常時表示させておけます。 |
動画は1080pのフルHD対応。これも、デュアルコアCPUの恩恵。 |
●WiFiでつながるPCデータ連携
PCなどとのデータ連携もできます。対応機種同士で簡単にデータを交換できる“Wi-Fi Direct”を搭載していて、PCでデータを管理するソフトウェア『Kies』もWiFi接続時にワイヤレスで利用可能! PCからは端末に表示されたIPアドレスを打ち込むだけでよく、手軽にデータを管理できます。
対応機種同士なら、データの交換がスムーズ。転送速度も高いです。 |
『Kies air』というアプリを使えば、PCのブラウザーでGALAXY SⅡ LTEのデータを編集できます。 |
●大容量のバッテリー
これだけ高機能だとバッテリーが心配……という人もいるかもしれません。
でもバッテリー容量はドコモの冬モデル最大となる1850mAh!! 消費電力の大きいXi対応機種だけにうれしい。電池の残量に応じて設定を自動的に変更する、“省電力モード”も利用できる。いくら高機能でも電池がすぐになくなるのは本末転倒。その点、GALAXY SⅡ LTEのバランス感は絶妙です。使えば使うほど、お気に入りの1台になりますよ。
電池の容量は冬春モデル最大の1850mAh。 |
電池容量に応じて起動する省電力機能も搭載。 |
●関連リンク
SAMSUNG mobile JAPAN オフィシャルサイト
(2011年11月24日11:08)記事初出時、重量の単位が誤って掲載されていました。お詫びして、訂正させていただきます。
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