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ほかの端末なら3日で壊れる現場でも、パナソニックの『TOUGHPAD』なら安心!?

2011年11月15日 13時30分更新

パナソニックから『Let's note』、『TOUGHBOOK』に続く第3のPCブランド『TOUGHPAD』が誕生。過酷な現場でも使用可能なノートPC『TOUGHBOOK』と同様、医療や工事現場での使用を想定した頑丈設計のタブレットです。ほかのタブレットが3日で壊れてしまったことがあるという現場の声をもとに、堅牢性を最重視してつくられています。そのタフさのポイントをいくつかチェックしてみます。

TOUGHPAD

●内側のケースにマグネシウム合金を採用
タブレット製品においていちばん壊れやすいのは液晶画面。ひねりにも耐える設計になっています。

●エラストマー樹脂製のコーナーガード
額縁のようなコーナーガードはやや高さがあるので、落下した場合でも、液晶画面に直接床が当たりません。

●ハッキング防止のセキュリティチップを搭載。
Marvell製SoC(システムオンチップ)を採用。コアのひとつをセキュリティー専用に割り当て、ハードウェアレベルでの暗号化を実現している。

●約500cd/m2の高輝度液晶
一般的なタブレットの輝度が340cd/m2なのに対し、『TOUGHPAD』は約500cd/m2。太陽や蛍光灯の下でも映り込みしません。

●マルチタッチ&デジタイザー(電磁誘導ペン)機能搭載。
現場での書き込みやサインに電磁誘導ペンを使用。ペンを使用中は手のひらが液晶に触れてもタッチスクリーンは動作しないようになっています。ちなみに静電式タッチパネルの場合、雨の水滴にも反応してしまうが、『TOUGHPAD』は反応しないそうです。また、タッチスクリーンには『Let's note』のタブレットPC『C1』シリーズと同じ技術が使われているとか。

ある意味過酷な現場で働いている編集者にとっても萌えポイント満載なので、ちょっと欲しいと思ってしまうのですが、個人でも買える『TOUGHBOOK』と違って、『TOUGHPAD』は完全法人向け。
ソフトウェアやキーボードの使用が必要な現場では『TOUGHBOOK』、キーボードを必要としない対面販売や倉庫管理などでの利用が考えられているそうです。今後、病院や工事現場などでタブレットを使っている人がいたら、それは『TOUGHPAD』かもしれませんよ。

TOUGHPAD

TOUGHPAD
・標準モデル『FZ-A1BDAAZAJ』
・3G通信モジュール内蔵モデル『FZ-A1BDAAEAJ』
パナソニック
●受注開始 11月16日~
●2012年5月発売予定
●予想実売価格 約10万円~


<SPEC>
OS Android 3.2
CPU Marvell製 デュアルコアCPU(1.2GHz)
ディスプレー 10.1インチ液晶(1024×768ドット)
ポインティングデバイス 静電容量式マルチタッチスクリーンおよびデジタイザー
表示方式 約500cd/m2、ARフィルム、ダイレクトボンディング
RAM 1GB LPDDR2
フラッシュメモリー 16GB
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n
バッテリー 約10時間駆動
サイズ/重量 266.3(W)×17(D)×212(H)mm/970g

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