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「実は7インチがイチバン使いやすい!」 アスキー総研所長 遠藤諭、7インチタブレットを語る

2011年11月11日 17時15分更新

24時間寝ているとき以外は7インチタブレットと共にいる、元月刊アスキー編集長 遠藤諭に、7インチタブレットの魅力とこれからについて話を聞いてきました。

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アップルが7インチを出さないのは便利すぎるサイズだから

 7インチってのは、要はシステム手帳の大きさなんですよ。自分がやりたいことを補完してくれる情報端末としてカンペキなサイズなんです。
 アップルが7インチを出さない理由って、わかります?
アップルにとってのシステム手帳サイズ(=7インチ)というのは、なんだかビジネスくさいんだと思います。アップルは、自社の立ち位置をアカデミズムとテクノロジーの交差点としているから、ビジネス臭が強いとちょっと外れてしまうんですよね。
もっというと、7インチというのは、仕事だけでなく、手帳状で扱うような世の中の雑務を吸収してしまうような、アップル的には“超カッコワルイ”端末と見えているんでしょうね。
 A4サイズのタブレット、つまりiPadなら、アカデミズムもエンターテイメントも全部カバーしてしまえる。さらにOSとしてのアンドロイドはPDAの延長ですけど、iOSはマルチメディアプレーヤーの延長だから設計思想がまるで違うとも言えますね。

7インチというサイズはこの先100年持続する普遍性がある

 ゲーム機なんかがそうですけど、これからのユーザーインターフェースは、片手から両手での操作が主流となるとみています。両手をフルに使って、効率がいいサイズが7インチなんですよ。そのくらい7インチは黄金サイズというわけ。
将来、ヘタするとスマホではなく7インチが主流になっているかもという可能性もあります。さらに軽量化したら、もうこの先100年は定番端末になるくらい普遍性があるサイズのハズなんです。



 なんと、7インチ時代は100年間続くかもしれないそうですよ。これまで7インチタブレットを意識していなかったという人も、ぜひ大いに気にしていただきたい!

7インチ好きな人! もう隠れてないで、出ていこうよ!

 最新7インチタブレット事情については、11月22日号で徹底紹介しています。ぜひご覧ください!

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