高速なLTEサービス“Xi”対応のAndroidタブレット『GALAXY TAB 10.1』が日本で発売になりました。海外では3G版やWiFi版が各国でも販売されています。GALAXY TABは外部コネクターが独自形状ですが、それに対応するアクセサリーもいくつか専用品が出てきました。
ギャラタブと言えばキーボードドック |
GALAXY TABで定番とも言えるアクセサリー、それがこのキーボードドックです。初代の7インチモデルにもありましたが、端末販売開始後しばらくしてからの登場でした。
しかし10.1では端末と同時発売。これは香港で入手した英語版で、充電クレードル代わりにもなるので10.1ユーザーは持っていると便利です。
側面にはコネクターとヘッドホン端子 |
結構しっかりとした造りのキーボードドック。電池は不要で側面にはGALAXY TAB付属ケーブル用のコネクターとヘッドホン端子があります。動画を見るときはスピーカーをここにつなぐのもよいかも。キーボード部分はじゃっかん傾斜があるのでタイプも楽にできそうです。
乗せるだけでドライバー不要 |
はい、もう使えます |
専用品だけにドライバーも不要。ただ乗せるだけで使えるのもうれしいところ。なお画面にはキーボードがつながったよ、なんて表示も一切出ませんが、ドックに乗せたあとでキーを叩けばちゃんと反応してくれます。
QWERTYキーとショートカットキーが付いています |
ショートカットキーを押せば、すぐ反応 |
キーボードは一般的なQWERTY配列。そしてメニューキー、戻るキー、音量調節キー、言語切り替えキー、Webキーなど、Androidを利用するのに便利なショートカットキーが豊富。なのである程度の操作は画面をタップしなくても行なえちゃうのです。
日本のモデルでも使えるようですよ |
ローマ字変換で日本語打てます |
さてドライバー不要で利用できるってことで、日本発売のSC-01Dを乗せてみました。
まずはそのままキーボードを押すと英語が入力されます。次にキーボードの左下2番目のキーを押すと、画面の一番下に変換候補ラインが現われてそのまま日本語が打てます!
初代GALAXY Tab SC-01Cは別途日本語FEPを入れなくてはならなかったのですが、SC-01Dはそのままで使えるようになったのかな。
長文入力したいときや、机の上に置いてTwitterしたいときなどはキーボードがあると打ちやすいですねぇー。
自宅に置いておくのがいいかも |
キーボードドックはクレードルとしても使えるようにじゃっかん重量があります。そのためGALAXY TAB 10.1を乗せても安定して使えるのですが、持ち運びにはやや大きいかもしれません。
なので自宅や会社に置きっぱなしにして使う、ってのがいいかもしれませんね。でもキーボード好きな筆者はネットブック用のケースに入れて持ち運んでいますけど。
サードパーティーのアクセサリーも出てきています |
ほかにもサードバーティー製のアクセサリーがいくつか出てきているようです。10.1モデルは画面も広いしあれこれつないで活用できるアクセサリーの登場はうれしいところ。
日本でも純正品が出てくると思いますが、海外はサードパーティー各社が続々と製品を投入し始めています。ただ、保証や確実性を考えると純正品のほうが安心かもしれませんね。サードパーティー品はチャレンジャーな人向けかも。
OTGケーブルでUSBメモリーOK |
USBホストでつながっています |
USBホスト機能を持ったこのケーブル、USBメモリーをつないだところちゃんと認識されました。メモリー内の動画や写真の再生、GALAXY TABとのファイルのコピーも問題なし。デジカメの写真の吸い上げにもこの機能は便利です。
大胆にもICレコーダーがつながっちゃった |
USBがつながるってことで、こんなUSB端子を持ったICレコーダーをつないでみました。USBメモリー同様にちゃんと認識してくれて、保存してある音声ファイルもそのまま再生可能! 取材用にも使えちゃいそうです。このほかキーボードやマウスは試してないのですが、電力を考えると微妙なところかな……。
メモリーカードリーダーは試作品 |
こちらのメモリーカードリーダー、さまざまなメモリーカードが使えますがこれはメーカーの試作品を借りてきたもの。まぁこれだけマルチじゃなくても一般的なカードリーダーをOTGケーブルにつなげば十分なんですけどね。「なんでもあったほうが便利」と考える直球なサードパーティーメーカーの発想が好きです(笑)。
アクセサリーが増えるとタブレットの使い道も広がりますよね。キーボードドックなどは現在電脳中心買物隊で取り扱っています。でも日本向けに日本語キーボード出してくれないかなぁ。サムスン電子さんにお願いしちゃおうか……。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります