ソニーの6インチ電子書籍端末『Reader PRS-T1』が発売に先がけて編集部に到着。さっそく、さわってみた!
16階調グレースケールの電子ペーパーを搭載し、画面サイズは6インチ。WiFiモデルは10月20日発売で、直販価格は1万9800円。3Gモデルは11月初旬発売予定で、直販価格は2万5800円。ソニーが運営する“リーダーストア”や楽天の電子書籍配信サイト“Raboo”からコンテンツの購入ができる。
第一印象は、とにかく「薄くて軽い!」のひと言につきる。通勤電車の中で片手で持つ、というようなシチュエーションでも無理なく使えそうな重量だ。底部にマイクロUSB端子とヘッドホンジャック、電源ボタンを搭載。
旧モデル(写真右)からはひと回り小型化。
重量は、実測で164グラムで旧モデルより44グラム軽い。『週刊アスキー』が250グラム前後なので、判型は違えど紙の雑誌をしのぐ軽量さを実現しているのは驚き。
QWERTY式のソフトウェアキーボードが使えるメモ機能、ウェブブラウザー機能に手描き入力機能を備える。電子インクの表示は、液晶に比べれば画面の切り替えが遅い。いっぽう、発光するわけではないため消費電力は圧倒的に少なく、長時間の閲覧でも比較的目が疲れにくいのは大きな魅力。au通信網を使った3Gモデルは11月初旬発売だが、屋外でウェブ閲覧などを行なわないという人はWiFiモデルがオススメ。活字を大量に追い続けるような読書スタイルの人向けの1台だ。
●スペック
ディスプレー 6インチ電子ペーパー(600×800ドット)
内蔵メモリー 2GB
通信機能 11b/g/n無線LAN
バッテリー駆動時間 最長5週刊(WiFiオフで1日30分読書した場合)
サイズ/重量 110(W)×9.6(D)×173.3(H)mm/約164g(実測値)
●関連サイト
Reader公式サイト
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