まさにタイムマシン！　過去15日分の地デジ番組を見られる東芝のBDレコーダー『レグザブルーレイ DBR-M190』登場

 東芝から、レグザタブレットへの番組配信と、最大15日間のタイムシフトが可能な機能を備えた『レグザブルーレイ』が登場しました。

  “レグザサーバー”と名付けられたこの新レグザブルーレイ。サーバー配信機能が大きな特徴となっています。『DBR-M190』と『DBR-M180』の2機種を発表。

　サーバーと称される特徴のひとつが、“レグザリンク・シェア”機能です。これは、レグザブルーレイの内蔵HDDに録画した番組を、DLNA内の対応タブレットやスマホに配信できるという機能です。上位の『DBR-M190』のみ無線LANを搭載しているので、配線も不要です。

　録画した番組のほか、現在視聴中の番組も配信できます。また、録画番組を対応機器内に保存して、持ち出しも可能です。
それぞれの機能に対応する専用アプリがあり、それらを端末にインストールして利用するしくみ。レグザブルーレイ自体が番組配信サーバーとなり、レグザタブレットを使えば家のどこにいても好きな番組を観られる、ということですね。

●対応アプリ
録画済みの番組の配信
『RZプレーヤー』（11月下旬配布予定）

現在視聴中の番組の配信
『RZライブ』（11月下旬配布予定）

録画番組の持ち出し
『RZポーター』（’12年1月下旬配布予定）

●配信先の端末
レグザタブレット　AT700/AT3S0、REGZA Phone IS11T。
※IS11Tは録画番組の配信のみに対応。RZプレーヤーアプリではなく、プリインストールの『DiXiM Player』を使用する。

 　また、もうひとつの特徴となるタイムシフト機能は、同社のハイエンド機“CELL REGZA”ですでに採用ずみ。放送中の地デジ番組複数チャンネルを丸ごと録画してHDD内に保存しておき、さかのぼって過去の観たい番組を視聴できるという機能です。

　これまでレグザのテレビに搭載していた“CEVO”エンジンをBDレコーダーにも新たに搭載することで、レコーダーにもタイムシフト機能の装備が実現しました。

　上位の『DBR-M190』にはHDDを5TB搭載。このうち4TBがタイムシフト用となり、最大で地デジ6チャンネルぶん15日間の保管が可能となります。約2週間、録画予約のことをなーんにも考えず、レコーダーに過去の番組が保存されているのはとてもラクそうですね。

■タイムシフトとレグザリンク・シェアに対応
『DBR-M190』
●HDD容量 5TB（4TB：タイムシフトマシン用、1TB：通常録画用）
●予想実売価格　20万円前後（12月中旬発売予定）

『DBR-M180』
●HDD容量　2.5TB（2TB：タイムシフトマシン用、500GB：通常録画用）
●予想実売価格　15万円前後（12月中旬発売予定）

【おもな共通仕様】
●チューナー　地デジ×8（タイムシフトマシン用×6、通常用×2）、BS×2、110度CS×2
●外付けHDD録画　4台まで接続（USBハブ使用）
●BDXL対応
●超解像技術　レゾリューションプラス6
ほか

 　また、タイムシフト機能は搭載していませんが、そのほかにレグザブルーレイを4モデル発表。このうち、レグザリンク・シェアには2モデルが対応しています。

『DBR-Z160』

●HDD　2TB
●チューナー　地デジ×2、BS×2、110度CS×2
●レグザリンク・シェア対応
●外付けHDD録画
●BDXL対応
●超解像技術　レゾリューションプラスXDE
●予想実売価格　11万円前後（11月上旬発売予定）

『DBR-Z150』

●HDD　1TB
●チューナー　地デジ×2、BS×2、110度CS×2
●レグザリンク・シェア対応
●外付けHDD録画
●BDXL対応
●超解像技術　レゾリューションプラスXDE
●予想実売価格　9万円前後（11月上旬発売予定）

『DBR-Z110』
●HDD　320GB
●チューナー　地デジ×2、BS×2、110度CS×2
●予想実売価格　6万円前後（10月下旬発売予定）

『DBR-C100』
●HDD　320GB
●チューナー　地デジ×1、BS×1、110度CS×1
●外付けHDD録画
●予想実売価格　5万円前後（11月上旬発売予定）

というわけで、発表会の様子はあらためてレポートしますので、お楽しみに！

●関連サイト
東芝リリース
DBR-M190、DBR-M180