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いち早く高音質を体験! ソニーの新ヘッドホン発表会に行ってきた

 すでに記事で製品の詳細はお伝えずみ(関連サイト)ですが、ソニーが初のバランスド・アーマチュア(BA)・ドライバーユニット搭載ヘッドホンの発表にあわせて、発表会を開催しました。

 発表会の冒頭、登壇した同社パーソナル イメージング&サウンド事業本部パーソナルエンタテインメント事業部長の中川克也氏は、発表された製品群について、「独自開発したバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットは、同社で採用する同性能のダイナミック・ドライバーユニットと比較すると大きさが1/4と非常に小型化したことが特徴で、高感度・高音質・高遮音性を兼ね備えています」と述べ、新開発のユニットを採用したメリットをアピール。

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↑ソニーの中川克也氏。リスニングモデルをはじめ、今回発表したモデルについての特徴を詳細に解説しました。

 続いて登壇した、ソニーマーケティングのメディア・バッテリー&パーソナルエンタテインメントマーケティング統括部長の磯村英男氏は、ヘッドホン利用者のニーズは「音質、遮音性、装着感の3大要素に集約できる」として「バランスド・アーマチュア・ドライバーユニットは音質、遮音性の高さ、小型軽量による快適な装着感が日本のユーザーの好みにマッチしている」と自信を伺わせていました。

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↑ソニーマーケティングの磯村英男氏。「高音質かつ個性的なモデル群によって、ヘッドホンにおける新しいユーザー体験をお客様に提供したい。音を大切にしてきたソニーだからこそ提供できる体験があります」と本製品へのこだわりを語っていました。

  さて! 待望のタッチ・アンド・トライ開始です! リスニングモデルを中心に聴き比べてみました。ユニットの搭載数が増えるごとに明らかに音声の厚みが増し、ユニット数による音質の変化を体感できましたよ。最上位モデルで聴いたところ……思わず購入を決意しかけちゃいました! 即売会じゃなくて本当に良かったですよ(笑)。
 

リスニングタイプが8機種
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↑iPhone、iPod用のラインも含めて計8モデル。
NCヘッドホンも!
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↑ノイズキャンセリング、ワイヤレス、スポーツ向けが1機種ずつ。
ドライバーユニットが1/4に小型化
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↑従来モデルで採用していたダイナミックドライバーユニット(写真左の3つ)と、今回新開発したBAドライバーユニット(写真右端)を並べて展示。大きさの違いが一目瞭然!
シングルユニットの『XBA-1SL』
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最上位の『XBA-4SL』
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ユニットが1基の『XBA-1SL』((予想実売価格7000円前後)は、ポップな印象の音質で、やはり中音域から高音域にかけてが目立つ印象。一方、最上位のクアッドドライバー搭載『XBA-4SL』(予想実売価格3万円前後)は低音域がしっかりと再生され、さらに中音域、高音域もサウンドに厚みが増していました。こだわり派なら、最上位機種を狙いたいですね。

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