米国の人気動画配信サイト『Hulu』(フールー)が9月1日より日本版のサービスをスタートさせた。米国のテレビドラマやハリウッド映画をPCだけでなく、スマホやネットワーク対応テレビ、BDレコーダー、家庭用ゲーム機といった各種端末を通してサービスを楽しめる。
サービス開始にともなって1日に行なわれた発表会では、米HuluのCEO、ジェイソン・カイラー氏が登場。日本に進出した理由として、コンテンツの需要が高く市場規模が大きい点と日本のネットインフラが整っている点を挙げていた。
米国のテレビ局や映画会社などと提携してコンテンツを配信する同サービス。日本版では100本以上のハリウッド映画に加え、約30のテレビドラマも全シーズン視聴可能。ほとんどのコンテンツで字幕付きの選択もできる。一方で、日本の映画やテレビ番組の追加に関しては未定とのこと。
また、 発表会のゲストとしてタレントの森泉さんが登場。Huluジャパンのプロダクトマネージメント部長の田邉泰之にサイトの機能を教わりながら、コンテンツを体験した森さんは「休日が楽しくなりそう」とかなり気に入った様子。
映像の画質は最高で720pまで対応しており、ユーザーのネット環境や使用端末のスペックによって最適な解像度を自動で選択してくれる。また、ユーザーの視聴履歴を分析して、オススメのコンテンツを紹介してくれたり、途中で視聴を中断した番組の続きをすぐに見れるなど、使い勝手も十分。
米国でのは無料版と有料版のサービスを展開しているが、今回日本向けに提供されることになるのはCMを挟まずにコンテンツを視聴できる有料版。月額は1480円だが、1ヵ月の無料トライアルを用意しているので、見たい海外ドラマがたまっている人はぜひチェックしてみてください。
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