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【ベストバイ】GPS機能に超望遠撮影を備えた旅カメラ『FinePix F600EXR』実写レビュー

2011年08月30日 13時00分更新

『FinePix F600EXR』
富士フイルム
●予想実売価格 3万5000円前後
●9月10日発売予定

847ベストバイ_F600EXR

 光学15倍ズームを搭載した富士フイルムのコンパクト機。超解像30倍ズームを採用し、720ミリ相当でも画質劣化の少ない超望遠撮影が可能だ。

等倍撮影(広角24mm)
847ベストバイ_F600EXR
↑クリックで拡大(以下同)。ズーム動作は機敏。速すぎて微妙な調整が難しいほど。
超解像ズーム(光学30倍720mm相当)
847ベストバイ_F600EXR
↑超解像ズームの最大となる光学30倍相当なら、ここまで寄れる。

 カメラをひと振りして広大な風景を撮る“スイングパノラマ”や、手ブレしやすい夜景を三脚なしで撮る“手持ち夜景”など、撮影機能が充実。さらに注目がGPS機能。世界で約100万件ぶんのランドマークのデータを備え、カメラを構えると現在位置から周囲のランドマークまでの距離や方角が表示できる“ARランドマークナビ”が便利。おすすめ撮影スポットを探すのに使える。

847ベストバイ_F600EXR
↑ランドマークナビの画面。レーダーっぽい画面が良い感じ。
作例おまけ1
847ベストバイ_F600EXR
↑高倍率のわりに周辺部の像の乱れはほとんど感じられない。発色は自然で階調再現も滑らか。
作例おまけ2
847ベストバイ_F600EXR
↑拡大してみても、毛並みの1本1本まで再現され、メリハリのあるシャープな描写。

 広角24ミリから、超解像ズームで720ミリ相当までカバーし、さらに旅先では簡易地図としても活躍してくれそうなGPS機能も搭載。旅行のおともにピッタリの1台だ。

FinePix F600EXR SPEC
撮像素子 1/2型EXR CMOSセンサー
有効画素数 1600万画素
レンズ 光学15倍ズーム、F3.5-5.3、35ミリ換算24~360mm相当
連写性能 8コマ/秒(1600万画素時)
動画 1920×1080ドット、MOV/H.264
液晶 3インチTFT(約46万ドット)
記録メディア SDXC/SDHCカード、内蔵メモリー(約33MB)
サイズ/重量 103.5(W)×32.6(D)×62.5(H)mm/約220g(撮影時)

 

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