とうとうauから『IS12T』が登場しました。発表会の壇上には、まずKDDI代表取締役社長の田中孝史が登場。「我々が考えるauらしさということは、ワクワク感を提供すること」と語り、いい製品をいち早く市場に投入することがauらしさとして、日本初のWindowsPhone7.5搭載端末『IS12T』発売をプレゼンしました。
田中氏は「最初は非常にとっつきにくいと感じた」と率直に語りましたが、触れるほどジワジワとキモチよくなっていくという新OSの魅力を語り、「スマホの未来は“キモチよさ”の次に生まれると思う」と絶賛!
続いて、日本マイクロソフト代表執行役社長の樋口泰行氏。WindowsPhone7.5を「大変使いやすいと自負している」と語り、従来のスマホはアプリを意識して立ち上げるスタイルだが、新OSのUIはほかのOSとはまったく違うアプローチと強調。たとえば、SNSや電話帳はまず最初に人物を選択し、次にその人物のSNSや電話番号などを横スクロールで追っていくという、OSと融合したソーシャル機能の有効性をアピール。なお、濁点も1ストロークで入力できる『カーブフリック』は日本で開発されたとのことです。
最後に、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の大谷信雄氏が登壇。IPX5/IPXの防水とIPX5X準拠の防じん対応ながら重量113グラムと薄型軽量な『IS12T』の魅力を語り、周囲の騒音に応じて通話相手の声を強調して効きやすくする“スーパーはっきりボイス3”など、性能面だけでなく使い勝手のよさも追求しているとアピール。
会場にはタッチ&トライコーナーも設けられ、さっそく私も『IS12T』を触ってみました。確かに薄く軽い! “メトロ”インターフェースはある程度画面構成が限定されており、自由度はアンドロイドやiOSなどにの競合OSより低い印象。そのぶん徹底的にOSとSNSの融和など連携面が強化されており、個人的にはガラケーからの乗り換えによさそうだと感じました。
レスポンスは本当にすばらしく、特に画面の拡大・縮小は異次元レベルの速さ。UIもスクロール終端で少し画面がバンプするなど、試作機レベルでもチューニングはバッチリ。メーカーの気合いを感じる端末です。
『IS12T』の発売は9月以降ですが、7月28日(木)から東京・原宿のKDDIデザイニングスタジオと名古屋市・栄のau NAGOYAで触れることができます。新しモノ好きは行くしかありませんね!
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