無線LAN対応のSDHCカード『Eye-Fi』の“ダイレクトモード”は、デジカメで撮ったキレイな写真でつぶやきたい人に超オススメな便利機能。週刊アスキー8月9日号(7月26日発売)の特集『超快適ツイッター画像投稿術』でご紹介しております! すでに愛用中の方もいると思いますが、少し前のバージョンアップでアンドロイド版に重大な便利機能が追加されたの、気づいてました?
なんと、Eye-Fiアプリの“共有”メニューから直接ツイートが可能になったんです。これにより、 デジカメで撮影→Eye-Fiでスマホに転送→スマホでつぶやく、という一連の流れが非常に便利になりました。
Eye-Fiのダイレクトモードを活用して超便利にツイートする流れは以下のとおり。カメラの電源を入れると自動的にダイレクトモードの待機状態になるので、スマホの無線LANをオンにして接続します。カメラとスマホの両方が接続できるアクセスポイント(モバイルルーターなど)が別にあれば、そちらで接続されます。
Eye-Fiが入ったカメラで撮影 |
撮影時は何も気にせずただ撮るだけ。Eye-Fi連動機能があるカメラだと、画像転送中に自動電源オフが防げたりと少し便利。 |
スマホで受信! |
通知領域を引っ張り出すと進捗状況がわかる。右は『Eye-Fi』アプリ画面。下から進捗状況を引き出せる。 |
『Eye-Fi』アプリからツイートできる |
『Eye-Fi』アプリでメニューを押し、“共有”でツイッタークライアントを選べば受け渡せる! |
ちなみにダイレクトモードは、Eye-Fiがアクセスポイントになってスマホの無線LANを使って接続する仕組み。ツイッター投稿するには、いったん切断してケータイの回線に切り替える必要があります。
Eye-Fiをすでに持っていながら、管理ソフトがよくわからなくて挫折してしまった人…いませんか? 私も最初、意外と設定がカンタンにはいかず途方に暮れました。が、じつはサポートページの内容がすごく細かいので、腰を据えてじっくり読んでみてください。そうすれば誰でも設定できると思いますよ! たとえば、パソコンでのダイレクトモード設定方法はこちら、Android端末でのダイレクトモード設定方法はこちらに手順が掲載されています。
ダイレクトモードが設定できるとうれしい! |
設定に成功するとやたらと褒めてくれるEye-Fiの管理ソフト……。 |
スマホ向けの『Eye-Fi』アプリも用語がちょっとわかりづらいのが玉にキズ。そこで、見方のコツを解説します。ダイレクトモードの転送先端末を切り替えて使いたい場合などは、下記のように設定します。
『Eye-Fi』アプリの設定メニューはこんな感じ |
メイン画面で“メニュー”キーを押して“設定”を選ぶとこんな感じに。ダイレクトモードの送り先をいま使っている端末にするには、“Eye-Fiカード設定”の“Eye-Fi Card”を選択。 |
この場合、中央の画面で“Eye-Fiカード設定”を選んだ先に、“Eye-Fi Card”とスマホの機種名が並んでいます。スマホもEye-Fiカードのひとつのような扱いになっています。これは、スマホで撮った画像をアップロードすることもできるから(Eye-Fiカードと同じように転送元にもなれるから)なのです。でも、ダイレクトモード時のスマホは転送元ではなく受信側なので、機種名ではなく、“Eye-Fi Card”の項目を選んで設定します。また、Eye-Fiが送信できる先の機器はスマートフォンまたはPCのうち1台。そのため、アプリ上ではスマホも“パソコン”と表記されているので注意です。
覚えておきたいEye-Fiのポイントは以下のとおり
●接続の優先順位は……
- アドホック接続
- WiFiルーターなど
- 公衆無線LAN
- ダイレクトモード
●Eye-Fiで同時に転送できる先は2つ
- スマートフォンまたはPC
- オンラインストレージ
●ダイレクトモードの転送先スマホを選ぶには……
- PCの管理ソフトでは選択できない。受信側のスマホで上記の操作を行なってペアリングする。
ちょっと手順が多く感じるかもしれませんが、いったん設定してしまえばスムーズ! 旅先でデジカメで写真を撮ったら次々とスマホに転送され、喫茶店で休むときにでもどんどんツイートできるというわけ。夏休みに旅行計画がある方は、ぜひ行く前に購入して設定してみてください!(ただし海外では使えませんのでご注意を!)
このほか、オンラインストレージを使ってどんどん自動ツイートする方法なども週刊アスキー8月9日号(7月26日発売)の誌面でご紹介しておりますので要チェック!
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●アイファイジャパン
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