8月31日に発売が決定した『PENTAX Q』。その発表と同時に話題となったのが、エフェクト機能のひとつとして取り上げられたフィルム式カメラの名機『auto110(オートワンテン)』。『PENTAX Q』の発表会場でも展示されたその姿は、会場でもひときわ強い造形美を放っていた。
↑ペンタックスの名機たち。中央正面の『PENTAX Q』の左奥すぐにあるのが『auto110』。 |
『PENTAX Q』の購入予約はしたものの、気持ちが昂ぶりまくっている週刊アスキーの高橋カメラマンが、「新宿のカメラ屋で買ってきた!」と見せてくれたのが『auto110』の実機だ。『auto110』は、“110判フィルム”を使用した超小型の一眼レフで、1980年前後に一世を風靡した機種。レンズはF2.8固定でレンズもまた小さい。
↑箱入りのセット、説明書も完備で状態もよさげ。『PENTAX Q』もぜひ、ぜひ、ぜひにこんな箱入りで売ってほしい。 |
↑「あぁ、こんなカメラ欲しいなー」と30年前のカメラ小僧にも言わせたであろうフォルムは今も変わらず。 |
↑セットに付属したレンズ。18mm(35ミリ換算36mm)、24mm(同48mm)、50mm(同100mm)の3本。 |
↑ガイドナンバー13の『AF130Pストロボ』は見事可動!! カメラ下部にある自動巻き上げ機『オートワインダー』は動かず……。 |
↑各種フィルターもいろいろ付いてます。 |
↑「初代は、2ストロークの巻き上げなんだよね~」と高橋カメラマンは残念そうに言ってたが、味があってよさげ。 |
↑裏蓋を開けたところ、ヒンジ近くにボタン電池2個をセットできる。 |
↑シャッター兼絞りは、ボディー側で制御する。 |
↑ファインダー部もキレイだった。このサイズでプリズム積んでるんだからスゴイ。 |
やべぇ、、ほしぃコレ。『PENTAX Q』も、かなりの‟カメラおじさんホイホイ”かと思ったが、その元祖はもっとすげぇ。以前、「レンズ話を肴にして酒が飲める」というカメラマンの話を聞いて「ははっはー」と大笑いしてたが、この箱&カメラを眺めつつ飲めそうな気がする。
↑高橋ミュージアム(カメラマン高橋が命名)にあるペンタックスの名機たち。奥から6×7判一眼レフカメラ『PENTAX 67』、35ミリ一眼レフカメラ『PENTAX LX』。 |
ただ残念なのが、対応する110判フィルムが数年前に製造を中止しているという事実、、、だが、ネットでいろいろ調べてみたところ、販売しているところを見つけたので、無事、到着&撮影できたら、改めてレポートします!!(フィルムカメラだけど)
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