当日、全国各地から京商サーキットに集まったのは26チーム、全47台!! チーム週刊アスキーも、RCマガジンやRCワールドといった専門誌に紛れ、ちゃっかりメディアスポンサー枠で出場です。
ちなみにレースは実車F1と同じく、各チーム2台までエントリー可能ということで、チーム週アスはフェラーリ的なカラーリングで揃えたこの2台のKF01で参戦!!
そしてもうひとりのドライバーは京商サーキットをホームコースとするエキスパートドライバー福島資和氏!! え、週アス関係ないじゃんって? いやいや、実車F1でも勝つために速いドライバーをスカウトするのは常套手段。なので週アスチームの勝利の為に彼をスカウトするのは至極当然の行為なのです。そして勝つためには空気を全く読まないのもオレとしては当然の行為。(キリッ ちなみに福島選手との契約料は唐揚げ弁当に入っていた(小さいほうの)唐揚げ1個っていうね。(笑)
レースに話を戻します。このF-GPXグランドファイナルは3回行なわれる予選で出したベストラップで決勝グリッドを決定するベストラップ方式。というワケでいよいよ予選1回目がスタート!!
1回目は路面のグリップが低いこともありクラッシュするチームもちらほら。かくいうオレもエンジンが熱くなりすぎ、エンストからの燃調チェックなう。予選1回目を終えた時点で、オレは19秒195で予選21位、福島選手は19秒057で予選16位。
予選はこのあと2回あるんですが、このとき予選1位のチームのベストラップはなんと17秒886!! この差にビビったオレはタイヤを全てチェンジするというギャンブルに!!
そして、このギャンブルが見事に大外れ! 皮がムケていない新品のリアタイヤでアタックした予選2回目。その高速コーナーでリアが抜けて大クラュシュ!! リアウイングがボキィ逝きますた。
というワケで隣接するショップでウイングとスポンサーデカールを購入し、あわてて修理。ちなみにリアウイングには公式メディアスポンサーのデカールを貼らなければならないというレギュレーションなのです。
修理も終えて、タイヤウォーマーもかけ、予選3回目の準備も万端。
そして予選3回目。いい感じでタイヤも温まり、これからタイムを削りにいくぜ! と思った矢先、突如ステアリングの反応が消失・・・・・・。調べてみると、予選2回目のクラッシュでサーボセイバーのネジが緩み、サーボーセイバーが外れていたっていうね。修理してくれたサンワの内田さん、ありがとうございました。
まぁそんな感じで、予選のベストラップは19秒160で結局30位という体たらく。とはいえ、もう1台のチーム週アスこと、福島選手のマシンはメディアスポンサー最高位の予選8位をゲット!! さすがオレが見込んだエキスパートドライバー、いい仕事するぜ!!
決勝レースは10分間の周回レースで、上位3台が勝ち上がりという仕組み。そうだよ、まだレースは終わっちゃいねーぜ! たった3回勝てば優勝、日本一じゃん! 諦めたらそこでレース終了だよ。というワケでRCワールドのライター堤氏が配っていた“がんばろう東北!ステッカー”をボディに貼りいざ決勝レースへ!!
というワケでついにオレの決勝レースがスタート!! 1コーナーで前車のインを刺して5位から4位へ! ウケケ。
さらにインフィールでもう1台抜いて3位! いける! いけるでぇ! 2位のマシンよりも俺のがはやいでぇ! 次のレースの為にも少しでも上のグリッドで勝ち上がったるでぇ!! ウケケ。
と、調子に乗っていたらね・・・・・・エンストとかね。
急いでマシンを回収。ピットでエンジンを再始動し再びコースイン。
するも……またすぐにエンストとか。そして焦るあまり、バッテリーが外れてコースで立ち往生している車に乗り上げるっていうね。で、またエンスト(以下ループ)。そいうや予選1回目の燃調セッティングだと、3分もたないでヒート>エンジンストップしてたの忘れてた。
というワケで・・・・・・ほんとうにお疲れさまでした。
そういや、笑顔でピットインタビューに答えていた、こんな幸せな時代が僕にもありますた。
第1部 レーシングドライバー編 完
第2部 チーム監督編に 続く
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