バルサとマンUがここでも激突!? ナイキプレスレビューでNike＋の歴史を見た！

　ナイキのウェアやシューズの'11年秋冬モデルを展示するプレスレビューが開催された。最新のテクノロジーを採用したウェアなどが展示されたが、週アス的に気になるのはやっぱり“Nike＋”のデジギア製品。最新モデルが出るなんてウワサを聞いてきちゃいました。

　その前に“Nike＋”の歴史を展示物でおさらい。'06年に発売された、『Nike＋iPod SportKit』（価格 3400円）。センサーをシューズにセットし、レシーバーをiPod nanoに装着。音楽を聴きながら、距離や消費カロリーを測れるというもの。ランニング後は、『nikerunning.com』にデータをアップロードして管理。走行距離でほかの参加者と競えるSNS的な機能などがある。元々高かった音楽とランニングの親和性が、より近づいた製品でしたね。この後、iPhone 3GSから機能が標準搭載されました。ガチ鈴木も本製品のプレスレビューで、六本木ヒルズの周りを走ったのは良い思い出です。5年くらい前の週アス本誌“7TOPICS”に載ってます。

　'08年に発売したのが『Nike＋SportBand』（価格 7560円）。できることは『Nike＋iPod SportKit』と同様でも、これは腕時計タイプでiPodが不要。ランニング後、ディスプレー部を取り外すとUSB端子となるので、直接PCにつないで『nikerunning.com』にデータをアップロードできます。

　'10年には『Nike＋GPS』（価格 230円）の日本語版がApp Storeに登場。iPhoneのGPSと加速度センサーを利用し、地図上にルートやスピード、タイムを記録できるようになった。その後は、フェイスブックやツイッターに記録をアップロード可能。シューズに入れるセンサーは不要だ。

　そして今年10月に登場予定なのが、『Nike＋SportWatch GPS』という新製品。GPSを搭載したスポーツウォッチで、これひとつで自分のランニングのすべてを記録できるとのこと。発売が待ち遠しい。

　iPhone用の無料アプリ『ナイキフットボール＋プレゼンツ：マスターコントロール』は、今季欧州を制覇したFCバルセロナのトレーニングを受けられる。4週間のトレーニングプログラムがいくつも入っており、少しずつステップアップしていける。テクニックは動画で確認できるので、わかりやすい。動画コンテンツは一部有料だ。

　同じくiPhone用の無料アプリ『ナイキトレーニングクラブ』。これはカラダを引き締めたい、鍛えたいなどの目的別のフィットネストレーニングを受けられる。プロのトレーナーが考案した60種類以上のメニューを記録。自分に合わせた運動を行えるのが魅力だ。

　今年のUEFAチャンピオンズリーグの決勝を戦った、FCバルセロナとマンチェスターユナイテッドの11-12シーズンのユニフォームを展示。それにしても今年もバルサは強かった。バルセロニスタのガチ鈴木も深夜にイムノを歌いましたさ。

　秋に登場予定の、『ナイキ スポーツウェア ブラジル コレクション』。パトがモデル、胸にはカナリアのグラフィックがある。ブラジルW杯が楽しみ。