『Xperia acro』は『Xperia arc』におサイフケータイ、ワンセグ、赤外線など日本独自機能を盛り込んだ、国内向け“Xperia”。厚みがarcの10.9ミリから11.5ミリへ、重量が118グラムから135グラムへと増しているが、上記機能が必須なら選択の余地はないモデルと言える。ほかのスペックについてはほぼarcに準じている。
前面 |
背面 |
上面 |
底面 |
右側面 |
左側面 |
arcとacroの最大の違いは、その厚さ。arcのネーミングの由来ともなったアークデザインは、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線機能の部品が追加され、厚みを増したことで失われている。しかし、サイドのメッキラインが弧を描いており、十分美しいデザインだ。
なお、細かな違いとしては、通知ランプが側面から前面に移動している。テーブルの上に置いておいても通知ランプを確認しやすいのは、ユーザーにとってうれしい変更点だ。
White、Black、Aquaの3色が用意されており、Aquaがドコモ版だけのボディーカラーとなっている。
おサイフケータイ対応! |
ワンセグが楽しめる! |
赤外線送受信機能搭載! |
acroは前述のとおり、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線機能を搭載している。なかでもワンセグはソフトウェア、ハードウェアともに完成度が高く、今回ドコモから発売される端末のなかでもチャンネル切り替えの速度が早いモデルに仕上がっている。
搭載機能 |
OS | Android2.3 |
CPU | MSM8255(1GHz) |
ディスプレー | 約4.2インチ(480×854ドット) |
カメラ | 約810万画素 |
サイズ/重量 | 約62(W)×11.5(D)×127(H)ミリ/約135グラム |
コメント/arcの薄さ・軽さと、acroのおサイフケータイ・ワンセグ・赤外線機能のどちらを選ぶか悩ましい。厚みの増加はそれほど気にならなかった。とくに保護ジャケットなどを端末に装着するなら、その傾向はなおさらだろう。なお、日本独自機能が搭載されていることでacroがarcよりOSアップデートの時期が遅くなるという懸念は無用とのこと。日本独自機能以外にはハードウェア的な差異は少ないので、arcからそれほど遅れることなくacroのOSアップデートも実施される予定だ。
Xperia acro SO-02C
メーカー:ソニー・エリクソン
キャリア:NTTドコモ
発売日:6~7月予定
予想実売価格:3万円台後半
メーカーサイト
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