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【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』

2011年04月28日 10時00分更新

【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』

ThinkPad X220
●レノボ
http://www.lenovo.com/jp/
直販価格 21万7875円

 ThinkPad“Xシリーズ”はThinkPadのなかでモバイル向けに位置するもので、モバイル好きには根強い人気のシリーズ。

 そんなXシリーズが大きく生まれ変わり、12.5インチモバイル『X220』として登場。CPUは新コアi5-2520Mを搭載。また、ボディーデザインを一新し、液晶部分のラッチ(ツメ)を取り去った“ラッチレス”構造を採用した。パームレスト部分が広がったことで、タッチパッドは、クリック可能なボタン一体化の構造に大型化。キーボード配置がやや変わったため、従来のXシリーズユーザーは慣れるまで戸惑うかもしれない。しかし打鍵感はこれまで同様に良好で、安心して使える。

ラッチレス構造を採用
【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』
↑液晶とパームレストを固定する“ラッチ”をなくして液晶の開閉が簡単になった。
ボタン一体型のタッチパッドを採用
【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』
↑スティックと組み合わせて使えるのは従来通りで、どちらかをスクロール専用にするといったカスタマイズも自在。
キーボード配置が変わった!
【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』
↑キーボードはタッチの良さが健在のまま、よく使う“ESC”と“Deleteキー”を大型化。間違って隣のキーを押すミスが防げる。

 また、高機能な省電力ツールが付属し、消費電力をひと目でチェック可能。スライダーで簡単に省電力設定を変更できる。さらに、ACアダプターとバッテリーの充電時間帯をスケジュール管理できる“ピークシフト機能”が利用できる。

昼間の電力使用量を減らせる
【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』
↑“ピークシフト機能”で夜間のみ充電する設定にすれば、電力消費が多い昼間のピーク時の消費電力削減に貢献できる。
性能重視派ならこのモードも
【ベストバイ】ボディーデザインが新しくなり、使いやすくなった『ThinkPad X220』
↑省電力より性能を重視したい人には『Lenovo Turbo Boost+』がオススメ。冷却ファンを高回転にすることでCPUを強力に冷やし、長時間ターボブーストが使えるモード。省電力マネージャーから利用可能。

 バッテリーは6セル。駆動時間は実測で8時間26分と長く、1日外に持ち出して使っても、残り時間を気にしなくて済む。本体重量は1.46キロと1.5キロを切っており、モバイル機として合格点といえる。常にノートを持ち歩き、外出先でも利用したい人にオススメできる1台だ。

<SPEC>
●液晶ディスプレー:12.5インチ(1366×768ドット) ●CPU:Core i5-2520M(2.5GHz) ●メモリー:2GB(最大8GB)●ストレージ:HDD 250GB ●グラフィック:CPU内蔵 ●通信機能:802.11b/g/n、WiMAX、Bluetooth ●インターフェース:USB2.0×3、D-Sub15ピン、SDカードスロットほか ●OS:Windows7 Home Premium(64ビット)●サイズ/重量:305(W)×206.5(D)×26.6(H)mm/約1.46kg

 

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