ここのところ日本でもスマートフォンの話題が目立ちます。auからもISシリーズが続々と登場、またNTTドコモはサムスン電子の『Galaxy S』を大々的にプロモーションと、スマートフォンもようやく日の目を見る存在になってきました。でもスマートフォンと言えば忘れてはいけないメーカーがあります。そう、台湾のHTCですね。しかも最近はiPhone4の話題ばかりだったソフトバンクからも、最新機種の『HTC Desire HD Softbank 001HT』が11月に発売されます。すでに発売中の『HTC Desire(X06HT/X06HTII)』をパワーアップしたDesire HD、これは期待できますよ。
どこの携帯ショップでもHTC端末は必ず売っています |
ちょうど台湾の首都、台北でHTCの新製品発表イベントがあったので取材に行ってきました。ついでに現地では携帯電話ショップめぐりをしていろいろ物色も。
HTCの広告が普通に街中にあるのは台湾ならでは |
しかし台北の街中を歩いて感じるのは、さすがHTCのお膝元ということ。街中HTCだらけと言ってもいいくらいHTCの広告を見かけるは、HTCのスマートフォンを使っている人は多いはで、HTC好きにはたまらない都市と言えるかもしれません。
HTC専門ショップ。規模は小ぶり |
しかも台湾にはHTC専門ショップがあちこちにありますし、一般の携帯電話ショップでもHTCの取り扱いは当たり前。お店の場所はHTC台湾のWEBページから検索できますが、台北の繁華街にはHTCの看板を掲げたお店が必ず1店舗ある、と思えるくらいHTCだらけなのです。日本と違いHTCが直接端末の販売も行なっていますから、HTCのお店ではスマートフォンを単体で買うことも可能です。
ちなみに台湾もSIMロックのない国なので、街中どこで携帯電話やスマートフォンを買ってもロックフリー。キャリアのお店でも単体購入できます(iPhoneなどは単体販売していないようです)。そしてもちろんHTCスマートフォン本体も単体で販売されています。
バッテリーやらヘッドフォンやらケーブルやら、みんなHTC純正品 |
HTC専門ショップはHTCの製品しか扱っていないため、規模はあまり大きくありません。でも純正バッテリーや純正アクセサリが販売されているので、「何がなんでも純正品、HTCのロゴが欲しい」って人にはうれしいでしょう。特に日本で売っていないHTCスマートフォンのバッテリーは、日本では純正品の入手が難しいですから、専門ショップの存在はありがたいかも。またHTC純正ケースなんてのは台湾以外ではあまり売っていないかもしれません。
街中にもHTCのロゴの看板のお店が普通にある |
他にも電脳ビルとして有名な光華商業場(八徳路)やNOVA(台北駅前)、西門の携帯ビル“獅子林”などでもHTCの端末やアクセサリーは販売されています。スマートフォンだけに携帯系のお店だけではなく、電脳系のお店でも結構売られているようです。HTCは日本で言えばNやPやSH、と思えるくらい台湾ではメジャー、と言うか世界に誇れる超一流メーカーなのです。
HTC Desire HD Softbank 001HT。この大画面はイイですぞ |
ちなみにHTCのイベントではHTC Desire HD Softbank 001HTのサンプル品を見てきました。見た目は海外で販売されるHTC Desire HDと同等、背面にSoftbankロゴが入ります。4.3インチの大画面はとても大きく動作も快適。ここまで画面が大きいとスマートフォンというよりも“小型タブレット”という感覚かも。他社のスマートフォン新製品と比べても十分魅力的ですよ。
こちらはオマケ。イベントでもらったHTCキャンディー |
ということでHTCだらけな台湾、HTCが好きな人はぜひ行かれてみてください。羽田からは台北市内の台北松山空港へ直行便も飛ぶようになりましたから、より訪問しやすくもなりました。
モスに吉野家にヤマザキにミスドに……ここはどこ? と思えるくらい台湾の人は日本好き(台北駅地下) |
台湾は食べ物もおいしいし、台湾の人は日本人好きなので、親切にしてもらえます。プリペイドSIMを買って、スマートフォン買って、B級グルメは夜中までやっている夜市へ、と台湾滞在は結構楽しめます。
キャリアの広告にHTC端末は必ずあるほどHTCはメジャーブランド |
なお今回はあまり触れませんが、台湾はデータ定額のプリペイドSIMカードがあるので、SIMロックフリーな端末を持っている人にも便利な国です。そのプリペイドSIMカードの話はまた今度、ということで。
山根康宏さんのオフィシャルサイト
香港携帯情報局
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