連日、アンドロイド端末が発表されますね~。まさにアンドロイドの秋! さて、ドコモからの登場が明らかになっていた『Galaxy S』と、待ちに待ったアンドロイドタブレット『Galaxy Tab』が本日、正式発表となりました。
『Galaxy S SC-02B』 10月発売予定
- ディスプレー 4インチ有機EL
- カメラ 500万画素
- Android2.2
- CPU Samsung C110(1GHz)
海外版はAndroid2.1でしたが、ドコモ版はAndroid2.2な点が見逃せません。Flashやマルチタッチにも対応! ニコ動もブラウザーで観られるようになる……ハズ。
海外版でメーカーロゴのあった位置には、ドコモのロゴが入りました。なお、ドコモ版はインカメラは省かれています。 背面にはサムスンとGalaxy Sのロゴが。海外版の背面と比較してみるとこのとおり。
左がドコモ版、右が海外版です。
サイドから見ると下のほうがふくらんでいて、この部分が指に引っかかり持ちやすいです。重量は、iPhone4よりも約20グラム軽い118グラム。たった20グラムですが、見た目以上にかなり軽く感じます。初めての人が手にすると「軽っ」という声がよく出るくらい。
ちなみに、ちょっと見づらいですが左サイド上のほうにストラップホールもあります。背面カバーを外してひもを通し、カバーを付けるしくみです。うれしい人にはうれしい仕様。
背面カバーをはずすと、バッテリーを外さなくてもマイクロSD(※)の出し入れができる点もメリット。SIMカードはバッテリーを外す必要があります。PCへの写真の移動のときなんかメンドウですものね~。ほかの端末もぜひ見習ってほしい!(写真は海外版です)。(※2010年10月5日11:15訂正:記事公開時、マイクロSD同様にSIMカードもバッテリー外さずに出し入れできると記載していましたが、SIMカードの出し入れにはバッテリーの取り外しが必要です。関係者の方々ならびに読者のみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫びし訂正いたします。)
この写真では画面が点灯していませんが、有機ELディスプレー搭載により非常にキレイな点にも注目です。iPhone4の画面を見て「おっ!」となった方も多いと思いますが、解像度は劣るものの見た目のインパクトはそれ以上です!
ソフト面でもかなり充実しています。オフィス文書が扱える『ThinkFree Office』、DLNA機能、ゼンリンの地図アプリ『いつもNAVI』、mixiアプリ、サムスン独自のバックアップアプリ『spritebackup』、日英韓の電子辞書 etc...
海外メーカーのスマートホンはそのまま持って来て日本語化しただけ……というイメージの人もいるかもしれませんが、かなり日本向けにカスタマイズされています。地図画面などをメモするのに便利な画面キャプチャー機能も日本向けに追加された機能。
続いて、待望のAndroidタブレットです。
『Galaxy Tab SC-01C』 11月発売予定
※画像は海外版です。
- ディスプレー 7インチ(1024×600ドット)
- 内蔵メモリー 16GB
- OS Android2.2
- カメラ 320万画素、インカメラ 120万画素
- 外部メモリー microSH/SDHC対応
- サイズ 121(W)×12(D)×191(H)mm
- 重量 約382g
iPadより2まわりほど小さく、片手でなんとか端から端までつかめる程度のサイズ。iPad Wi-Fiモデルが680g、Wi-Fi+3Gモデルが730gなので、半分程度の重量ですね。そのほかにiPadと違ってうれしい点としては、カメラがある点でしょうか。なんと120万画素のインカメラまであります。マイクロSDスロット搭載。
海外版では表面にもサムスンロゴが入っていますが、ドコモ版のフチは黒一色でロゴなしです。タテヨコどちらにも回転させるデバイスですから、何もないほうがうれしいですよね。
しかも、タテ表示にしたときの左右のフチの幅が同じです。最近続々登場しているタブレット製品を見ると、タテにしたときに左右のフチの幅が違う製品も多いです。ヨコ表示の時に上下がある……というほうがしっくりくるでしょうか? マウスコンピューターの『LuvPad』などもそうですね。でも、タテに持つことの方が多い人にはちょっぴり違和感。
標準搭載アプリなどは、Galaxy Sと同じです。意外なのは、タブレットだけどSIMカードが入っていて、音声通話可能な点。イヤホンマイクやBTヘッドセットを使うか、相手の声だだ漏れで通話可能です。料金プランはドコモのスマホのそれなので、できればバンクのiPadのようにデータ専用プランも用意してほしかったところ……。
より詳細な情報はサムスンの発表会場からツイッターでレポートしていますので、さかのぼってみてください。もちろん、本誌でもバッチリご紹介しますのでお楽しみに!
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