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中国おもしろ情報その4[重慶の小学校訪問編]

2010年03月31日 00時00分更新

 你好、やまぐち@帰国です。4回目は、パソコン教育のモデル校になっている重慶の小学校です。渝中区第一実験小学校の“人和街小学校”といって、パソコン教育や国際交流など先進的な教育に力を入れている国立小学校です。
 到着すると、子どもたちが出てきてひとりひとりに赤いスカーフをかけてくれました。愛国心の印で日曜日や行事がある時にはみんなかけているらしいです。
 

正門前
正門前
小学校なのに、かっこよくて立派な正門ですね。都会の小学校なので、すぐ隣にマンションが迫ってます。
赤いスカーフ
赤いスカーフ
愛国心の印のスカーフをかけてくれました。中国国旗の角っこのイメージみたいです。星マークは入っていませんよ。
スカーフはこんな感じ
スカーフはこんな感じ
20代のガイドさんによると、当時スカーフは1枚1元(約15円)くらいして、うっかりなくすと買い直すのに1ヵ月のお小遣いがなくなってしまったそうです。
廊下の雰囲気
廊下の雰囲気
小学校の廊下はどこの国でも似た雰囲気? 校舎内はけっこう入り組んでいて案内されないと迷いそう。
中庭がグラウンド
中庭がグラウンド
3方向を建物に囲まれ、中庭が運動場になっています。
全力疾走で遊んでました
全力疾走で遊んでました
高低差のある重慶の地形のためか、校内の随所に階段が。雨だったので滑りそうで大人はヒヤヒヤですが、子どもたちは全力疾走。

 この小学校のスゴイところは、校内テレビ局があること! 本格的なスタジオがあり、週に1回放送しているそうです。ほかにも、全員にPCがある教室や、キーボードをつかった音楽室、陶芸専用室など設備が充実。ホールも備えていて、お遊戯のリハーサル(?)が行なわれていたほか、校内博物館には国際交流の歴史などが展示されていました。

校内テレビ局
校内テレビ局
校章がしっかり入ったスクリーンに、アナウンサー台ふうのテーブルがあって本格的!
校内ニュース番組
校内ニュース番組
製作風景は見られなかったんですが、どうやってつくってるんでしょうか。すごいですね〜。
校内ニュース番組その2
校内ニュース番組その2
スタジオに置いてあったぬいぐるみを手に持ってますね!
PCを使った授業
PCを使った授業
手前は女の子ばっかりですが、奥に男の子がいます。みんな真剣に授業を聞いてます。
音楽の授業
音楽の授業
スクリーンの簡易的な楽譜を見ながら、キーボードで『チューリップ』に似た曲を弾いていました。
陶芸室も完備
陶芸室も完備
図工室や美術室はわかるけど、陶芸専門の教室ってスゴイですよね。うらやましい!

 これだけ充実していたら入りたい生徒が多いのでは?と思いますが、試験はないそうです。地域の子どもを受け入れ、遠方からも通いたい場合は別料金になるそうです。中国在住の日本人や欧米人の生徒も若干名いるとのことでした。

お遊戯の準備
お遊戯の準備
ホールに行くと、さまざまなチームが衣装に着替えて準備していました。
リハーサルなのか?
リハーサルなのか?
保護者もちらほら来ていたようですが、これはリハーサル?
次の出番
次の出番
男の子も女の子も衣装とお化粧をばっちりキメて出番待ち。
はじける笑顔
はじける笑顔
通りがかりの音楽室を覗いたら、全力でカメラアピール。積極的ですねー!
みんな笑顔
みんな笑顔
みんな写真が大好き? ニーハオって話しかけたら、ハローって返されます(苦笑)

 とにかく印象的だったのは、子どもたちの天真爛漫な笑顔! 日本の小学生は照れてなかなか積極的に寄ってこない印象がありますが、我こそはと近寄ってくる姿は本当にかわいらしかったです。

 次回は、重慶大学で開催したファッションショーやライブの模様をお届けします。

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