週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

スーパーボウル xliv 現地レポート (5) デルタ航空 フライトレポ 後編

2010年02月05日 09時47分更新

 自社のケータリングセンターで作るジマンの和食

 さて、フライト中の楽しみはやはり食事ですよね。最初にドリンクがサーブされ、お酒を飲まない方はソフトドリンクを頼むわけですが、デルタ航空ではコカ・コーラブランドを用意しています。考えてみればデルタ航空の本社があるアトランタは、コカコーラ発祥の地としても有名。こんなところにもお国柄が表われるんですね。

デルタフライト05
おつまみにはナッツだけでなく、和風の豆やあられも入っていた。ダイエット飲料ももちろん、コカ・コーラ ライトだ。

  午後3時過ぎに出発するアトランタ便では、安定飛行に入るとディナーが供されます。今回は和食メニューをチョイス。デルタ航空では成田空港の近くに自社のケータリングセンターを持っており、和食もジマンのひとつです。

デルタフライト06
ビジネスエリートの和食メニュー。

  一の膳ではお味噌汁、お造り(トロ、イカ、イクラ)、香の物、練り物などを用意。ユニークだったのはゴマ味噌ダレのかかったおそばで、この意外なマッチングは自宅で試してみたいと思わせてくれました。

デルタフライト07
トロは脂が乗っておいしゅうございました。

  そして二の膳では鱈の味噌焼きと野菜の煮物、そして俵ごはんが登場。煮物はしっかりとダシが効いており、鱈のほうは見た目以上にボリュームがあって、和食党でも納得のお味でしょう。

デルタフライト08
しいたけなどの煮物にもダシの味が染みており、美味しかったです。

  そして食後には、しっかりとデザートを食べるのが米国流。フルーツ、チーズ、アイスクリームからチョイスでき、アイスクリームはその場でサンデー風にしてもらうこともできます。週アスはシンプルにファッジだけにしましたが、隣席の女性はベリー類とホイップクリームを載せてもらっていましたよ。

デルタフライト09
慣れた手つきでテキパキとデザートが盛り付けられていく。
デルタフライト10
ボリューム感たっぷりのアイスクリーム。ファッジはやはり、本場アメリカの美味しさだった。

  すっかりおなかが満足したあとは、先ほど紹介したブランケットに身を包み、しばしの就寝。あまりの快適さに、気がついたらもはや、米本土の中西部にさしかかっていたほどです。

 ちなみにデルタ航空では今後、ビジネスエリートにフラットベッドシートを搭載していく予定です。すでにシドニー~ロサンゼルス線などに投入されており、日本には6月にも登場予定。完全に横になって寝られるうえ、隣の席とはパーテションで仕切られているのでプライバシー感も高く、空の旅がますます快適になりそうです。

スーパーボウル xliv 現地レポート 5
6月からアトランタ線などに投入されるB777-200LRに、フラットベッドシートが搭載される予定だ。

  到着の約2時間前には、朝食がサーブされます。こちらはフルーツ、オムレツ、シリアル、そしてパッタイ(タイ風やきそば)の4種類からチョイス。このバリエーションもビジネスエリートの魅力と言えましょう。

デルタフライト12
今回はシリアルを選択。フルーツがたっぷり付いてくるのが米国流だ。
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう