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『アバター』は3Dの方式を知ってから観ないともったいない

2010年01月07日 15時30分更新

 全世界の興行収益が2週間で10億ドル突破と、リピーターがガンガンメーター上げている『アバター』ですが……って、自分も3回観てました、すいません。

 ただ、観るには観たけど言うほどじゃないゾ、という話をチラホラ耳にするので、よくよく聞いてみるとちょっと惜しいことが判明しました。今一度、3D映画の上映方式を書いておきます。これから観ようという方は参考にしてくださいね。

『アバター』はこれを基本映像としたい!
Dolby 3D
↑対応している場合、上映前にトレーラーが出ます。THXとか、ああいうヤツと一緒ですね。

 ひと口に3Dと言っても、複数の上映方法があります。偏光タイプの『RealD』、左右の映像を高速で切り換える『XpanD』、これと似たタイプですが左右の映像をRGBの位相をずらすのが『Dolby 3D』。これらは見比べると、えっ、と思うくらいの違いがあります。

 『RealD』は『キャプテンEO』の方式、というとピンと来るかもしれませんね。『XpanD』は液晶シャッターで、分厚い3Dグラスを使用しますが、家庭用にヘッドセットタイプが何度か出ています。アレの強化版ね。『Dolby 3D』は2007年に国内で初デモという後発なので、なじみ薄です。

 それぞれ一長一短あったり、劇場によっては機材の関係から上映できなかったりするのですが、挙げた方式の後者になるほど見やすいハズ。なので、複数の映画館から選べる場合は、劇場に問い合わせたり、下調べするといいですよ。

カンタン一覧表
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RealD 3Dメガネが軽く負担が少ない チラチラしたり二重に見える
XpanD 今では一般的な方式 暗めで、色が緑がかる
Dolby 3D XpanDより明るく色合いも自然 上映館が少ない

 さて、『アバター』のパンフレットには、これらの3D方式についても書かれているので、読んでから(再度)劇場を選んで観ると、違った世界(パンドラ)が楽しめるかと思います。よい方式からのダウングレードは5分で具合が悪くなるから、あと5回は観るぜ! という人はお試しあれ。……なんで知っているかは書けないけどな!

 個人的なオススメは『Dolby 3D』。どんだけスゲーんだよとか、どんなシステムかとか、どこの劇場にあるのか、対応作品は? というのは以前アップしましたので、下記の関連記事をどうぞ!

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