『IT Pro Expo 2009』という、名前を見るだけでカタそうなイベント。そこに出展しているマイクロソフトから、なぜかお声がかかりました。「週アスのWindows Server 2008 R2 Foundation連載の改造マシンを展示しませんか」と。
これを聞いて完全に悪ノリしてしまった萌えテクニカルライター・藤山氏が、とんでもないものを搬入してきてしまいました。以下に、現地から届いた前日潜入写真を公開。
ちなみに、場所は“このへん”↑。ブース設営中に撮ったので、なんとなく楽屋裏が見えてる部分はボカしました。もちろん、本番ではキレイなブースに仕上がってることでしょう。で、気になるマシンですが……。
なんだ……このデカブツは……。体積が増えちまってる(ざわざわ)。
右側の巨大ダクトは、冷却のための吸気ダクト。ベースマシンになった激安サーバー『HP ProLiant ML115 G5』は、OSなしだと1万円台のときもある代わりに、ファンが猛烈サウンドなのが特徴。それを究極静音化する大口径ファンのため、本体右側面に巨大エアスクープを装着。
なんだか知らないがスペースがいっぱいデキてしまったので(無計画)、自作カッティングシートマシンでスポンサー勝手ロゴを製作。秋月電子や千石電商は、一部パーツを購入した縁と、個人的なリスペクトのようです。東芝ロゴは、巨大ファンが東芝製だから!(笑)
反対側には巨大ファンの排気ダクト。なんだかわからないけどワクワクするカタチ。どう見ても悪役マシン。この形状、どこかで見たことある……と思ったら、キッチンの換気扇ですよ! いまだかつて、ここまで心躍る換気扇の使い方があっただろうか。「20センチモノの換気扇」だそうで、最大風量時は普通の静音ファンの10倍の排気力(当たり前)。
回転調節機構がなくそのままでは爆音なので、本体下の台にインバーター回路が仕込まれています。ちゃんと換気扇のヒモが前から引っ張れるようになっている点に注目。
紳士ゆえ見えない部分にも身だしなみ……。ダクトの内側に萌えキャラプリントを採用。ASCII.jpの暫定ちゃんプロジェクトとのコラボです。これ、普通にカッコイイじゃないですか。こういうジャンルの改造アリアリアリ!!
ということで、この尋常じゃない改造マシンは、IT Pro Expo 2009のマイクロソフトブースに展示してます。換気扇のヒモを引っ張ったりできるそうなので、参加する人はぜひこちらにも足を運んでみてくださいね、っと。
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