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電池のヘタリ具合がわかるiPhoneアプリに惚れた!

2009年02月27日 18時54分更新

バッテリーログ『バッテリーログ』
バージョン:1.0.0
App Store価格:350円
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)


 早いもので、あと数ヵ月でiPhone 3Gを購入してから1年になる。

 毎日充電している身としては、そろそろバッテリーの劣化が気になるところ。なぜならiPhone 3Gのバッテリーには寿命があるからだ!

 アップルのサイトをよく見ると「iPhone 3Gのバッテリーはフル充電と放電のサイクルを400回繰り返すと、完全に充電しても元の容量の80%までしか充電できなくなります。必要な容量まで充電できなくなった場合は新しいバッテリーに交換してください」と書いてある。

 なるほどね。ま、バッテリーが古くなったら交換すればいいのはわかったけど、どの程度古いかを知るすべは提供されてないよね。

 てなときに重宝するのが『バッテリーログ』というアプリ。バッテリーの増減状況を記録し、時系列にグラフで表示してくれるのだ。

ガンガン使っていると谷が深くて見ごたえ十分!
iPhoneのバッテリー消耗がひと目でわかる

 アップルによるサードパーティー製アプリのバックグラウンド処理禁止の影響で、ログの記録作業は手動になる(下部の“↓”をタップ)。けど、起動時にログが記録されるので使い勝手は悪くない。

かなり詳細なログが残るので、ログ管理好きには堪えられない
iPhoneの電池寿命を100段階で表示

 “Current Capacity”を見よ! バッテリーの残容量が1%刻みで分かるなんて! 右上のバッテリーアイコンよりも明快で気持ちいい。

 取得したログはカンマ区切りテキスト形式で、任意の宛先にメールで送信可能。自分宛に送り、PCに保存しておけば、あとで使い方のクセを分析する際の参考になる。

 てのが、主な機能なんだけど、注目してほしいのはバッテリーの劣化度を把握できる点。しかも数値でキッチリ表示されるので、バッテリー交換の時期が近いことがハッキリわかる! 精神衛生上とてもよろしい。

 設定画面の“充電サイクル”に注目してほしい!

寿命カウントダウンと思うと使い方が変わってしまうかも
iPhoneアプリ バッテリーのヘタリは自分もヘタる

 充電回数に関係なく、計100%ぶん充電した時点で1サイクルとカウントされる。ここが400になったらバッテリーを交換した方がいい。

 ただしこの充電サイクルは、バッテリーログを使い始めてからの情報を対象にカウントされる。ので、バッテリーの劣化をより正確に知りたければ、早めに使い始めた方がいいかも!


『バッテリーログ』
App Store価格:350円
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2008 Valup Technology. Inc.
・ダウンロードはコチラをクリック!

その他のアプリの記事はコチラ
・iPhone&iPadアプリレビュー

ヤシマノブユキさんのサイト
WorP@holic わ〜ぱほりっく


追記【2009/8/12】
『バッテリーログ』
バージョン:1.2.1
App Store価格:350円
(バージョンと価格は追記時点のものです)

【主な変更点】
●ログの自動取得に対応
 “自動ログタイマー”を設定することで、アプリ起動中は、指定した間隔(30分、60分、2時間、4時間、12時間おき)でバッテリーログを自動的に記録できるようになった。いちいちログ取得ボタンを押す必要がなくなったので、かなり手軽になりましたよ。

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