『辞書登録 Lite』
バージョン:1.0.1
App Store価格:無料
(バージョンと価格は記事掲載時点のものです)
iPhone 3GでいろんなWebサービスを利用してると、毎回ユーザーIDを入力しなければならないサイトに出くわす。そういうサイトに限って、メアドがユーザーID代わりになってたりしてめんどう。
iPhone 3Gにはユーザー辞書がないので、標準搭載の『連絡先』をユーザー辞書の代わりにする裏技を使うのもアリ。だが、いかにもユーザーIDな文字を連絡先に晒しておくのは、万が一のことを考えると怖いよね。連絡先にいろんなものを登録するのも美しくないし。
てなときに便利なのが『辞書登録 Lite』。iPhone 3Gのかな漢字変換学習辞書に、任意の文字を登録できるアプリだ。もうこれなしでは、というくらい。その理由を紹介しよう!
入力フォームに入れる文字を簡単に登録できる
単語の読み(ひらがなで128文字まで)と、登録したい文字(半角換算で256文字まで)を入力した後、変換テストに成功すれば登録される。
以後、日本語入力が可能なアプリで、先ほど登録した読みを入力すると、登録した文字をすばやく入力できる。これでWeb上の入力フォームも、メールに書く挨拶みたいな定型文も、何だってサクッと入力できる! 便利!
もひとつ便利なのが、日頃よく目にするのにどうしても変換できない文字を入力できる点。
特に人の名前で、“﨑”(右上が立になってる崎)や“髙”(真ん中がハシゴになってる高)などは変換候補に表示されなくて困る人もいるだろう。
旧字体なども新字体にせずとも表示できちゃう
PCやウェブでその文字のユニコードを調べておき、半角カッコで囲んで入力。例えば“﨑”なら“{fa11}”といった具合に記述すればいい。
﨑とか出したい場合も超カンタンっす
“変換テストを実行”すると、ユニコードに該当する漢字に置き換えられ、登録される。とっても簡単。
まぁ、人名については「PCで登録したものを同期してiPhone 3Gの連絡先に取り込めばいいじゃん」、てツッコミもわかるけど、筆者はホラ、iPhone 3Gで何でもやりたい派なので。
ひとつ覚えておいてほしいのは、本アプリは変換辞書ではなく、変換“学習”辞書に登録するため、使っていくうちに、使用頻度の低い文字や同音異義語は変換候補から消えてしまう可能性が高いということ。
逆に言うと、よく使う文字は残っているので問題なし。長く残しておきたい文字は、登録時に読みをひと工夫すればいい。例えば、先頭や末尾に他の文字とかぶらないような文字(小文字の“ぁ”や“ゎ”など)を付け加えると、いつまでも残る可能性が高くなるよ!
『辞書登録 Lite』
App Store価格:無料
(価格は記事掲載時点のものです)
(c)2009 MGJ Interactive
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追記【2009/8/12】
『辞書登録 Lite』
バージョン:1.0.3
App Store価格:無料
(バージョンと価格は追記時点のものです)
【主な変更点】
●不具合修正
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