ASUSが11月から販売している第3世代Ryzen Threadripper対応マザーボード「ROG Zenith II Extreme」。同社のAMDプラットフォーム向けマザーボードのハイエンドシリーズである「ROG Zenith」の名にふさわしく、HEDT向けCPUを乗りこなすための強力な電源回路や冷却ソリューションを備えるのはもちろんだが、本製品のユニークな特徴のひとつが、合計5基のM.2 SSDスロットを用意している点だ。
具体的には、本体正面のPCIeスロット付近に2基、基板の背面に1期のM.2スロットを配置しており、付属のDIMM.2モジュールを使用することでさらに2基のM.2 SSDを利用できる。ちなみに、本製品は別売の拡張カード「HYPER M.2 X16 CARD V2」にも対応しており、PCIeの帯域を分割することでカード1枚あたり4台のM.2 SSDを運用可能だ。SATA 3.0接続のSSDも活用すれば、20台以上のSSDを搭載するPCを組み立てられるわけだ。
というわけで、本稿では実際に「何台のSSDを搭載したPCを組み立てられるのか」試してみた。ストレージモンスターなPCを制作する際の参考になれば幸いだ。
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