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秋葉原の福袋、2006~2019年までの過去14年間を振り返る

2019年12月31日 20時00分更新

 予想を裏切らないといえば、あきばんぐの「不幸袋」(1000円)を忘れてはならない。とくに2010年2009年、そして2006年の不幸袋は強烈だった。

2010年の不幸袋。60分のカセットテープが3本。しかも音楽にはあまり向かないノーマルポジション。それに60分のVHSビデオテープも。今の時代、非常に使い道に困る。さらに、3.5インチフロッピーディスク22枚セットに、すでにサポートが終了している「Windows 95」のOEM版と、ゴミだらけ

2009年の不幸袋は、微妙な容量しかないminiSDカードと、スリムタイプのCDケース。CDケースは数えたら53枚もあった。1000円でこの中身とは、トホホ

2006年の不幸袋は、電源ケーブルが6本だけ! 袋に「かなり不幸」と注意書きがあったが、そのとおりだった

 不幸袋や鬱袋は、ろくなものが入っていないとわかって買うだけまだマシだ。一番ショックが大きいのは「“福”袋を買って開けてみたら“不幸”だった」というパターン。とりわけショックが大きかったのが2007年にラオックス ザ・コンピュータ館で購入した2500円の福袋だ。

ラオックス ザ・コンピュータ館で2007年に購入した2500円の福袋。コンピュータ館の福袋なんだからコンピューター関連の製品がいくつか入っているだろうと思ったら、まさかのソフトバンクパブリッシングの情報誌「ネットランナー」のアイテムばかり……

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