2Kが販売し、Firaxis Gamesが開発した「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI(以下、シヴィライゼーション VI)」は、歴史や文明をテーマに、ボードゲーム感覚でプレイできるターン制ストラテジーゲーム。2016年10月21日にPC版、2018年11月16日にNintendo Switch版(DL版)が販売。その後、2019年11月22日からPlayStation 4版とXbox One版、12月6日からNintendo Switch版(パッケージ版)が販売された。
本編に加え、拡張パックの「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI 文明の興亡」と「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI 嵐の訪れ」がセットになった拡張バンドルも同時発売(本編と別売り)。私は、PlayStation 4版で2つの拡張パックを追加した状態で試遊した。
「あと1ターン、あと1ターン……」と深みから抜け出せなくなる面白さを秘めたシヴィライゼーションシリーズ。休日を使ってガッツリやり込みたい人にオススメしたいタイトルだ。今回、シヴィライゼーション VIを試遊する機会を得たので、プレイレポートを紹介しよう。
勝利条件は複数!
世界一の文明を築き、世界の覇者を目指そう!
ゲームデザイナーのシド・マイヤー氏が開発したシヴィライゼーションシリーズは、歴史に名を馳せた指導者の1人として自らの文明を築き、石器時代から近未来まで導いて勝利を掴むことが目的。複数ある勝利条件、文明を発展させることで可能性の幅が広がるゲーム性、広大な世界を開拓する面白さ、個性豊かな指導者たちとの心理戦など、奥深い要素が多く盛り込まれている。
本作の勝利条件は「制覇による勝利」「科学による勝利」「文化による勝利」「宗教による勝利」「スコアによる勝利」「外交による勝利(拡張パック『嵐の訪れ』から追加)」の6通り。軍事力を駆使して敵国を滅ぼす、他国よりも観光客を多く呼び寄せる、ロケット開発のプロジェクトを完了させる、自分の宗教を全世界に広める、外交的支持を高めるなど、勝利のチャンスは複数あるということだ。他国と関わりながら文明を発展させ、世界の覇者を目指そう。
いざシヴィライゼーション VIの世界へ。本作にはシリーズ初となるマルチプレイが導入されているが、ストラテジーゲーム歴が浅い自分が挑んでも滅亡の未来しか見えないので、今回はシングルプレイを選択。今回はランダムでピックされた「グルジア帝国」の指導者「タマル」でプレイすることに。
タマルは文明の興亡で追加された指導者で、「黄金時代(時代ごとに定められた『公約』の達成度合いに応じて、英雄、黄金、通常、暗黒時代が決まるシステム。英雄、黄金時代を迎えると恩恵が得られる)」に追加ボーナスがもらえる固有スキル「団結は力なり」をはじめ、丘陵での戦闘が有利になる固有ユニット「へヴスル」、低コストで観光力と信仰力が高まる固有インフラ「ツィク」などを備えている。本シリーズ初心者の私に固有スキルを使いこなす自信はないが、とりあえずプレイしてみよう。レッツ・スタート!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります