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AMD LINKで外出先からアクセス可能に! 「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition」を発表

2019年12月10日 23時00分更新

AMD LINKで外出先から自宅PCにアクセス可能に!

 さらに、Radeon搭載のPCと接続できるスマホアプリ「AMD LINK」もUIが変わり、機能も向上した。本日12月10日Android版が配信され、12月23日にはiOS版が配信される予定とのこと。

 一新されたUIは、スマホとタブレット、Apple TVと、各端末に用に最適化されている。また、Radeon Softwareと同じく、Home画面ではいろんな情報が集約され、簡単にアクセスできるとしている。

使用する端末ごとにUIが最適化されている

 さらに、従来のストリーミングオプションは、データレートが20Mbpsまでだったところ50Mbpsまで対応となり、さらによりクオリティー高く、少ないバンド幅で通信できるようにx265のゲームストリーミングも行なえるようになったとのこと。25Mbps以上あれば、4K解像度のストリーミング再生もできるので、回線環境にもよるだろうが、スマホを使って4Kの高解像度でリモートプレイできる。

 加えて、Radeon Softwareで好評だったインスタントGIFも、AMD LINKでも活用できるようになった。そして、最もユーザーから求められていた機能として、ローカルネットワーク内だけでなく、インターネット接続があれば、外出先からでもAMD LINKで自宅のPCに接続できるようになった。

AMD LINKで自宅のPCに接続し、自宅のPCにインストールされているゲームを起動すれば、仮想コントローラーにてゲームがプレイできる。もちろん、Bluetooth接続のゲームコントローラーでもプレイできる

AMD LINKでゲームプレイ中、画面の上部にはリンク速度などが表示されているので、通信速度が不安定かどうかはすぐに確認できる

 従来は、PCにインストールされたセキュリティーソフトのファイヤーウォールに邪魔され、AMD LINKで接続できない、といった人もいたが、新しいRadeon Softwareにはファイヤーウォールの自動構成を行なう機能も備わっているため、以前よりも接続しやすくなったそうだ。

Radeon SoftwareのDeviceにて、接続された機器の管理も行なえる

 AMD LINKは、スマホやタブレット、Apple TVなどで利用できるが、従来と同じくVRヘッドセットにも対応している。おそらく、従来と同じくHTCの一体型VRヘッドセット「VIVE Focus」が対応しているのだろう。

 Radeon Softwareは、UIがかなりゲームのランチャーのような形になり、できることが増え、より豊富な機能でゲームへのアプローチが増えた印象だ。AMD LINKの追加機能も通信環境に左右されるとはいえ、かなりうれしいアップデートだ。

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