週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

刺激的で病みつきになるバトル、映画の世界を堪能できるステージなどを紹介

骨太な難易度でジェダイ体験! 「スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー」が面白い!

2019年11月28日 17時00分更新

探索要素高めのステージを練り歩く面白さ

本作のもうひとつの魅力はステージ。スター・ウォーズの世界観に合った多彩なステージを探索できる

 ジェダイ:フォールン・オーダーのもうひとつの魅力はステージだ。各惑星を旅し、帝国軍とモンスターが徘徊するステージを探索することでストーリーが進行する。ストーリーの進行に関係するメインクエストだけでなく、報酬が得られるサブクエストも用意しているため、プレーのボリュームは多めだ。おそらくクリアするのに数十時間ほどかかるのではないだろうか。

ツタなどを使って壁を登る

「ウォールラン」を使って壁走りもできる

縦横に広がるステージを隅々まで探索し、ショートカットやシークレットアイテム、隠しボスを見つけよう

途中、フォースを使った軽い謎解きも用意。戦闘と比べるとこちらの難易度は低めなので問題はないだろう

 本作に登場するステージは探索要素が高めだ。ステージは縦横に広がっており、マップを逐一チェックしながら探索する必要がある。思っていた以上に大規模な作りとなっているため、マップなしで探索したら迷子になるかもしれない。

 ステージの各所には、必須アイテムやシークレットアイテム、ショートカット部屋、隠しボスの部屋などが用意されている。先ほども述べたが、ゲーム内資料を入手すれば経験値が貯まるうえに、衣装や武器のスキンも入手可能だ。つまり、探索すればするほどおトクということだ。壁を登る、壁走りができる「ウォールラン」などを活用し、ステージを100%探索するという楽しみ方もできるだろう。

個性豊かな惑星に赴き、探索率100%を目指そう

 スター・ウォーズの世界観を再現したステージは、一歩歩くだけで心が躍る。スター・ウォーズ風の音楽とともに探索していると、映画の世界に迷い込んだような錯覚を覚えたものだ。「タイタン・フォール」や「Apex Legends」もそうだが、Respawn Entertainmentが描くステージには、SFファンの心を射止めるほどの魅力が詰まっている。歩くのはもちろん、未知なる植物や生物に遭遇するだけでSF魂が熱くなるのだ。

 ジェダイを体験できるだけでなく、スター・ウォーズの世界を練り歩く面白さを堪能できるのもポイントといえよう。

スター・ウォーズの世界に浸れる壮大なストーリー

本作の主人公であるカルは、帝国軍から逃走し続けているパダワン(ジェダイ見習い)だ。ジェダイ・オーダー再建を目指す仲間と出会ったことで、帝国軍に立ち向かうことに

序盤で出会うドロイド「BD-1」。カルの旅をサポートしてくれる頼りがいのある相棒だ

 最後になるが、ジェダイ:フォールン・オーダーで描かれる壮大なストーリーを紹介しておこう。冒頭でも述べたが、本作は映画のエピソード3とエピソード4の中間で起きたアナザー・ストーリーとなっている。つまり、アナキン・スカイウォーカーを主役にしたエピソード1~3(新三部作)の後日譚であり、ルーク・スカイウォーカーを主役にしたエピソード4~6(旧三部作)の前日譚でもある。中間に位置する外伝的ストーリーをゲーム内で体験できるのが一番の魅力だ。

 クローン大戦後、最高機密指令「オーダー66」によってジェダイは粛清され、衰退の一途を辿っていた(詳しくはスター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐をチェック)。帝国軍から逃走するパダワンのカルは、「ジェダイ・オーダー」の復活を夢見る仲間と出会ったことで、帝国軍との戦いに投じるといった内容だ。ゲームプレーもそうだが、スター・ウォーズの映画を観ているような感覚で楽しめるのがたまらない。

 12月20日に公開される「スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」に向けて、本作をプレーして予習しておくといいだろう。ゲームでスター・ウォーズの雰囲気を堪能しながら、映画版の最新作を待つというのも粋な楽しみ方といえる。

映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に登場したソウ・ゲレラの姿が

 ジェダイ:フォールン・オーダーはスター・ウォーズファンだけでなく、スター・ウォーズを知らない人でも十分満足できる内容に仕上がっている。ジェダイの気分を味わいたい、手に汗握るバトルを楽しみたい、スター・ウォーズの世界観を堪能したいという人は、本作を手に取ってみるといいだろう。フォースと共にあらんことを。

作品概要

・タイトル:スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー
・販売:エレクトロニック・アーツ
・開発:Respawn Entertainment
・ジャンル:アクションアドベンチャー
・プラットフォーム:PC、PlayStation 4、Xbox One
・プレー人数:1人
・CERO:C指定

「NEXTGEAR-NOTE i5750GA1」

 今回は、PC版をマウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」の15.6型ゲーミングノートパソコン「NEXTGEAR-NOTE i5750GA1」でプレーした。主なスペックは、Core i7-9750H、GeForce RTX 2070、16GBメモリー、256GB SSD、1TB HDDという構成で、価格は22万9800円(税別)からとなっている。本機では、全体的な品質を「高」に設定しても、平均100fps前後でプレーすることができた。スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダーのシステム要件は、以下のとおり。

スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダーの主なスペック
要件 最小 推奨
CPU Core i3-3220/FX-6100 Core i7-6700K/Ryzen 7 1700
グラフィックス GeForce GTX 650/Radeon HD 7750 GeForce GTX 1070、GTX 1660 Ti/Radeon RX Vega 56
メモリー 8GB 16GB
HDD容量 55GB HDD
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事