2016年のVR元年以降、VRデバイスやVRコンテンツは徐々に増えている。最近はやや勢いを落としているようにも思えるが、2019年は任天堂がNintendo Switch用のVRキットを発売したり、Oculusが新型「Oculus Quest」を発売。先日にSteamで知られるValve社が「VALVE INDEX」の販売を行なうなど、次々新型のVRデバイスが登場した。
そんななか、HTCも新型VRヘッドマウントディスプレー(HMD)「VIVE Cosmos」を発売した。VRデバイスで最も高画質、3Dオーディオなどによるリッチな体験が可能なのが、PCと接続して使用する製品だ。HTCのVIVEシリーズがそれにあたる。PC用のVRHMDを快適に使用するには、推奨スペックを満たしたPCが必要で、やや敷居が高い。
購入してみたいが、一度試してからにしたい、購入は難しいが遊んでみたい、といった人は、そうしたVRHMDを使ったVRコンテンツが体験できるVR施設に行ってみることをオススメしたい。VR施設の多くはHTCのVIVEを導入している。残念ながら、まだ新型のVIVE Cosmosを導入している店舗はないが、自宅では難しい広いスペースを歩いて体験するフリーローム型VRや、大型な筐体に乗って遊ぶ体感型のVRコンテンツがあり、老若男女問わず楽しめる。
そこで、今回はアスキーの女性編集者つばさとナベコの2人に、そうしたVR施設でリッチなVRコンテンツを体験してもらい、その感想を聞いてみることにした。
バイオハザードを題材としたVRアトラクションが楽しめる!
施設名:プラサカプコン 池袋店
●http://www.capcom.co.jp/amusement/game/shop/ikebukuro/
営業時間:10:00~23:45(「VR-X」コーナーは最終受付23:00)
住所:東京都豊島区 東池袋一丁目30番3 キュープラザ池袋 3階
VR-Xは多人数で遊べるVRアトラクションを多数導入した、カプコンが運営するプラサカプコン内にあるVRコーナー。都内では今年7月19日に開業したばかりの池袋の新たなランドマーク「キュープラザ池袋」の3階に併設されている。
本施設内のVR-Xでは、バイオハザードを題材とした「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR(バイオハザード ウォークスルー ザ フィアー)」と「BIOHAZARD VALIANT RAID(バイオハザード バリアント レイド)」が楽しめる。今回は10月26日に登場したばかりの「BIOHAZARD WALKTHROUGH THE FEAR」をつばさとナベコがプレイ。
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