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内田洋行が提案するワークブランクを体験した

働き方改革のキモは、自然と会話が発生するオフィス

2019年11月20日 06時00分更新

内田洋行の大久保昇代表取締役社長

 内田洋行は11月13日~15日に「UCHIDA FAIR 2020」を開催。WORKの文字の後ろに空白を置いた“ワークブランク”のロゴを前面に押し出し、様々な働き方とそれに沿った形で提案するオフィス家具やICT機器を紹介した。

 働き方改革が進む中、オフィスのあり方にも変化がみられる。様々なタイプのコミュニケーションができる空間、フリーアドレスを中心にしつつも集中した作業がこなせる空間、コラボレーションを進めやすくする空間、これらを調和させ、生産性や効率をつくる仕組みが求められている。その実現のために、内田洋行では、オープンでフリーな空間の中に、目的に応じたワークスペースを作り、目的に応じた働き方ができる環境を提案している。

 新製品とともに、その提案のいくつかを見ていこう。

五角形の特徴ある机の組み合わせが、仕事を変える

 Commons Table System-iは、コミュニケーションおよび集中した作業のいずれにおいても中心となるテーブルの役割を再定義したもの。その組み合わせ方や、高さと言った点にも配慮し、自由度の高いシステムを提案している。

 大型の机を複数人で使うというのが基本になるが、複数台を組み合わせることで今までにない形にできる点も特徴だ。印象に残ったのが、五角形の形状をしたもの。1台のみでも使えるが、3台を組み合わせれば三角形に近い形状にもできる。一般的な四角形ではなく、五角形にするメリットとしては、隣通し、向かい合わせに座った際にも視線が交差せず、共用机でも作業に集中できるということがある。

五角形以外にも様々な形状があり、組み合わせで様々なレイアウトにできる。

着座位置が高い、バーカウンター風の机は、集中力とリラックスの両方のバランスがとれているとのこと。

木製の板と、簡素なフレームを組み合わせ、集中して作業できるスペースを作る提案。

机で用いられる板は、杉材の丸太を板にする際に余る外側の部分を組み合わせたもの。本来は捨てられる場合が多い場所を有効活用している。

共用机の中央にある、支柱部は多目的に使える。写真ではディスプレーを取り付けているが、目隠しや、ほかの備品の取り付けなど多彩な使い方が可能だ。

高さを自由に調整できるテーブル。

電動式になっており、高さは数字ですぐわかる。

座面を少し高く設定した椅子

大きな部屋を区切るための、しきりスキーマのの利用例。

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