週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

在宅医療のスケジュールや移動ルートを自動作成するサービスが開始

2019年10月28日 15時40分更新

 ゼストは10月21日、在宅医療のスケジュールを最適化し、経営を改善できるとうたうクラウドサービス「ZEST(ゼスト)」をリリースしたと発表。

 同社は、在宅医療業界が直面する人手不足問題を解決するためにZESTを開発したという。厚生労働省の推計によると、2025年度には日本国内の介護人材は約34万人も不足すると言われている。

 ZESTは、利用者側の要望および、サービス提供側の複雑な要素をすべて考慮したスケジュールを自動生成。スタッフ1人1人の訪問スケジュールはもちろん、スタッフ全員のスケジュールを最適化できる。在宅医療業界ではスタッフの長時間労働が深刻化している。仕事が入った時間を集約化することで、長時間労働を是正し、残業代を減らせるという。β版のテスト実験では、空いた時間にケアサービスを入れることで、売り上げを30%アップできたとのこと。

 看護師など訪問者の1日ごとの最短ルートも作成できる。β版のテスト実験では、移動時間を16%カットできたという。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう