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NVIDIAのLow Latency Modeをハイスピード撮影で分析

SFVと鉄拳7でGeForceの超低遅延モードを地獄の100本ノック検証

2019年10月27日 20時15分更新

GeForce GTX 1650でNULLを検証する

 インプットラグがドライバー側でそれを改善できるかについては、Radeon Anti-Lag検証記事ですでに述べているので割愛する。では、今回どんな環境で検証するか……だが、インプットラグはGPUが律速になっている、いわゆる“GPU Bound”な状況で発生しやすく、フレームレートが75~90fpsの時に観測しやすい。ゆえに、ハイエンドなGPUで超高フレームレートが出るような環境よりは、エントリーに近いGPUで検証するのが好適だ。

 そこで、今回はTuring世代の一番下のモデルであるGTX 1650を搭載したZOTAC製ビデオカード「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1650 Low Profile」を用意した。これにGIGABYTE製の240Hz対応超高速ゲーミング液晶「AORUS KD25F」を組み合わせる。格ゲーは基本的に描画負荷が非常に軽いため、GeForce GTX 1650であってもパワー不足にはならないのだ。

今回検証に準備したGeForce GTX 1650搭載ビデオカード「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1650 Low Profile」。補助電源なしで動作し、取り回しがラクチンな点がいい

設定はNVIDIAコントロールパネルで行なう。「Low Latency Mode」という項目がNULLの設定となる。“On”は従来の「レンダリング前最大フレーム数1」の設定だが、“Ultra”を選択することでRadeon Anti-Lagと同じ、さらにインプットラグを短くできる設定となる。

GIGABYTE製のゲーミング液晶ディスプレー「AORUS KD25F」も準備。KD25Fならリフレッシュレートが240Hzと高いため、インプットラグの検証に最適だ

 その他の環境は以下の通りだ。GPU Boundな状況にするためには、CPUはある程度高速である必要がある。その点Ryzen 7 3800Xはパフォーマンス的に文句のないチョイスと言えるだろう。ドライバーは検証時点で最新のGeForce 436.68を使用している。

検証環境
CPU AMD「Ryzen 7 3800X」(8C/16T、3.9~4.5GHz)
CPUクーラー Corsair「H110i」(簡易水冷、280mmラジエーター)
マザーボード GIGABYTE「X570 AORUS MASTER」(AMD X570)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZRX」×2(DDR4-3200 8GB×4)
グラフィックス Zotac「ZOTAC GAMING GeForce GTX 1650 Low Profile」(GeForceGTX 1650)
ストレージ GIGABYTE「AORUS GP-ASM2NE6200TTTD」(NVMe M.2、2TB SSD)
電源ユニット SilverStone「SST-ST85F-PT」(850W、80 PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」(May 2019 Update)
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