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寿司屋がそこまでする? 素材を引き立たせるクリーム

スシローが回転寿司チェーンの常識を覆す「べつばらクリーム」

2019年10月25日 12時00分更新

スシローで発売中の「紅茶のシフォンケーキ」は、「クリーム」に自信あり。

 こんにちは、アスキーのモグモグ担当ナベコです。みなさん、回転寿司だとなにが好きですか? まぐろやサーモンといった定番はもちろん、アボカドサーモンなど創作系のネタや、お肉がのった肉寿司なども魅力的で迷ってしまいますよね。

 デザートのスイーツはどうでしょうか? 意外に思われるかもしれませんが、最近、回転寿司チェーンのスイーツもかなりこだわったものが増えてきています。

スシローが本気の「クリーム」開発しました

「スシロー」が「べつばらクリーム」シリーズをスタート。

 あきんどスシローが運営する回転寿司チェーン「スシロー」は「べつばらクリーム」を新しく開発。10月17日から、この新クリームを使用したスイーツ「紅茶のシフォンケーキ」(300円・税抜)を発売中です。

 べつばらクリームのスイーツは第1弾。これから、シリーズ商品として同クリームを使用したスイーツをどんどん出していくとのこと。

 自信がある“クリーム”ですって!

ふわふわ~の「べつばらクリーム」。

 スシローの1番の売りは、もちろん寿司。それだけではなく、スイーツのような“カフェ“的なサイドメニューにも力を入れています。加えて、スイーツといった“カフェ”的なサイドメニューにも力を入れています。「スシローカフェ部」と名付けて、お菓子ブランドとのコラボメニューや、厳選素材を使用した期間限定スイーツなどを展開しており、スイーツ好き男子・女子からの評判もいいとか。

 そんなスシローカフェ部から、初のシリーズ商品です。初シリーズ化ということで、それだけ素晴らしいできのクリームなのでしょう。

 クリームというと、メインではないように思うかもしれませんが、内容次第ではクリーム自体が主役。要素のひとつでありつつ、それ自体がとても重要で、スイーツには欠かせません。

新クリームは甘さ控えめなピュアな味わい

 発売の事前に開催された発表会で「べつばらクリーム」の魅力を聞いてきました。

 べつばらクリームの開発を手掛けたのは、スシローカフェ部を担当するパティシエ恩智愛さん。

あきんどスシロー スシローカフェ部を担当する恩智愛さん。

 開発期間はおよそ1年!

 北海道産の生乳を使用し、すっきりとした軽い口どけが特徴の本格的なクリームに仕上げたとのこと。

 シリーズ第1弾の「紅茶のシフォンケーキ」は、クリームと相性の良いシフォンケーキ、ミルクアイスを厳選し、ワンプレートに集めた一品だそう。

 べつばらクリームはこれまでのクリームとどう違うのでしょうか? 発表会では、べつばらクリームと、スシローで使用している従来のクリーム。それと、百貨店などで販売されているスイーツ専門店のクリームとの食べ比べができました。

新クリームと従来のクリーム、専門店のクリームを食べ比べ。

 比べてみると、べつばらクリームはとてもピュアですっきり。従来のクリームはくっきりした甘みと華やかさが特徴的に感じられましたが、“べつばら”は甘さが控えめ。

 また、専門店のクリームとの差も明確でした。専門店のものは乳製品のコクが強く、旨みの余韻が残りました。さすが専門店と思える、リッチで満足感あるクリーム(専門店といっても店ごとに異なりますが、あくまで今回味わったクリームの感想です)。一方で、“べつばら”はというと、なめらかさは共通しますが、コクが穏やかで、後味の抜けがきれい。

 甘さでいうと、スシローの従来のクリームが最も甘く、“べつばら”と専門店のものは甘さ控えめ。

 コクは、専門店のものが一番濃厚で、“べつばら”はすっきりめ。

 ミルクの素材そのもののクリーミーさ感じられつつ、甘すぎず濃すぎない、それが、べつばらクリームの印象です。

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