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ソフトバンク、消費者庁に問題視された「半額サポート+」の名称を「トクするサポート」に

2019年09月30日 19時35分更新

 ソフトバンクは30日、スマホを48回分割で購入し、24回以上の支払い後に旧端末の返却することで残債が免除されるプログラムについて、現在の名称である「半額サポート+」から、10月10日に「トクするサポート」に変更することを発表した。内容自体に変更は無い。

実際の負担額では半分では無いのに「半額OFF」
サービスの名称変更とSIMロック解除の緩和で対応

 「半額サポート+」とほぼ同内容で、auからも「アップグレードプログラムEX」(10月からはDX)が提供されており、両社は「機種代金半額」「半額OFF」といった表現でプロモーションを展開していた。しかし、実際にはプログラム利用料として、月390円×24回(=9360円)が必要であり、実際の負担額が半額にならない点について、消費者庁から注意喚起を促す文書が公開されていた。

ソフトバンクのサイトに以前掲載されていたバナー。「半額OFF」の部分は現在削られている

 またこれらのプログラムでは、特典利用時に再度ソフトバンク(au)から端末を購入することが条件となっているが、その端末にはSIMロックが掛けられており、分割購入時は100日経過後でしかロック解除ができない、つまり実際はユーザーの囲い込みではないかという点も指摘されていた。これに対し、ソフトバンクでは回線契約を持たないユーザーについても、クレジットカード払いでの購入を条件に、即日でのロック解除の対応を発表した。回線契約があるユーザーについてもデポジット制導入による即日解除を予定。詳細は後日公表するとしている。


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