第267回
「FF14」や「PUBG」、「Apex Legends」など人気ゲーム10タイトルでチェック
Core i7-9700KFとRyzen 7 3700Xのゲーム性能を徹底比較
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
ここからは実際にゲームプレイ中のフレームレートも見ていこう。人気のバトルロイヤルゲーム「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(PUBG)では、画質プリセット「ウルトラ」を選択し、フルスクリーン設定で解像度はフルHD、WQHD、4Kの3通り。マップ「Erangel」での1分間のリプレイを再生した際のフレームレートを「Fraps」で計測した。
すべて同じコースを辿っているはずなのだが、フルHDでは平均フレームレートで31.6fps、最小フレームレートで9fpsと、やや不自然なほどの大きな差がついた。WQHDでの平均フレームレートもCore i7-9700KFが上回ったが、最小フレームレートではRyzen 7 3700Xが若干上で、4KではRyzen 7 3700Xが平均・最小ともに上回った。
この結果からはっきりした傾向は読み取れないが、「Erangel」は先日のマップリニューアル以降に計測結果が不安定になった印象もあるので、「こういうタイトルもある」程度に捉えておくのがいいかもしれない。もちろん、プレイする上では最小フレームレートで60fpsほしいところなので、4Kはどちらも不適格ではある……。
Far Cry New Dawn
続いてのタイトルは、「Far Cry New Dawn」だ。画質は「最高」、フルスクリーン設定で、ゲーム内ベンチマークモードを使用してフレームレートを計測した。
GPUがボトルネックになりがちの4Kベンチマークを除き、Core i7-9700KFのフレームレートが明確に高い。特にCore i7-9700KFはプレイ時の快適さに直結する最小フレームレートの落ち込みの少なさが顕著だ。そのため、このタイトルを安定した環境で遊ぶならCore i7-9700KFを選択するのがいいだろう。
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