ロジクールが9月18日に発表した、Bluetoothワイヤレスキーボードのハイエンドモデル「MX KEYS」。発売日は9月26日を予定する。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は1万4500円前後(税抜)になる見込み。日本国内で発売されるモデルは日本語キー配列になる。カラーバリエーションはグラファイトの1色のみだ。
本誌ASCIIでは7月下旬に、ロジクールの本社Logitech International(以下 Logitech)がスイス・ローザンヌに構える開発拠点を訪ねた。そこで、新しいMX KEYSの詳細な説明を受けている。ここではプロダクトマネージャーのオリビア・ヒルデブラン氏へのインタビューとともに新製品の詳細をお届けしよう。
ホイール付きのCRAFTは併売、ツートップになるハイエンド機
現行のハイエンドモデルである「CRAFT」は本体に搭載するコントロールホイールを使って、アドビのクリエイティブ系アプリケーションやマイクロソフトのオフィス統合アプリケーションのキーツールに素早くアクセスできる機能を載せた画期的なワイヤレスキーボードだ。
新しく発表されたMX KEYSはCRAFTと併売されるツートップのハイエンドモデルに位置付けられる。MX KEYSではキータイピングの快適さを高めるとともに、省電力機能、生産性を向上。その他随所にブラッシュアップを図った。PCのプラットフォームはWindows、macOS、Android OS、iOSに加えて新たにLinuxもサポートする。
ヒルデブラン氏は両製品のポジショニング分けについて「CRAFTがクリエイター向け、MX KEYSはタイピング重視のプロモデル」と説明している。Linuxを採用した理由は「プログラマーにもMXシリーズを愛用するユーザーが多く、彼らの声に応えるため」であるとした。
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