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10.2型の新型iPad発表! iPadシリーズを詳細スペックで比較

2019年09月11日 21時45分更新

 iPhone 11とともに突如登場した10.2型の第7世代iPad。2018年モデルや併売となるiPad Air、iPad mini、iPad Proを含めて、詳細なスペック表を作成した。

iPad3モデルで比較。一番左のiPad Airとその隣の今回発表された10.2型の無印iPadでは本体がほぼ同じで、画面サイズが異なっていることがわかる

iPad Airのサイズに2018年モデルのiPadの性能を搭載
厚みやCPUの古さは目立つが、最廉価のiPadとしての位置付け

 無印iPadは昨春以来のリフレッシュだが、その間に登場したiPad AirやiPad mini、iPad Proとスペックを比較するとその立ち位置がハッキリと見える。

 まず縦横のサイズは10.5型のiPad Airと同じ、このサイズの筐体に従来の無印iPadの機能を持ってきた結果、9.7型から10.2型へと画面サイズが若干大型化したのが、今回の2019年モデルのiPadとなる。

 そのため、厚みは7.5mmとやや分厚めで、インカメラも1.2メガ止まり。CPUもすでに3世代前となったA10だ。一方で、第1世代Apple Pencil対応は継続されているし、さらにカバー型キーボードの「Smart Keyboard」がオプションで用意されたのは、従来の無印iPadや現行iPad miniにはないメリットとなっている。

最廉価のiPadながら、Smart Keyboardにも対応。iPadOSと組み合わせて仕事でも使えそうだ

 とは言え、最注目は価格だろう。Wi-Fi版なら、日本で3万4800円~という価格は円高もあり、従来モデルより安価に設定されている。CPUなどは正直物足りない部分はあるものの、iPadOSが登場する今、最も手に入れやすいiPadとして、その価値は高まりそうだ。

  iPad
(2019)
iPad Air
(2019)
iPad mini
(2019)
iPad
(2018)
価格 3万4800円~ 5万4800円~ 4万5800円~ 3万7800円~
ストレージ 32/128GB 64/256GB 64/256GB 32/128GB
ディスプレー 10.2型液晶 10.5型液晶 7.9型液晶 9.7型液晶
画面解像度 2160×1620 2224×1668 2048×1536 2048×1536
画素密度 264ppi 264ppi 326ppi 264ppi
サイズ 250.6×174.1
×7.5mm
250.6×174.1
×6.1mm
203.2×174.1
×6.1mm
240×169.5
×7.5mm
重量(Wi-Fi) 483g 456g 300.5g 469g
CPU A10 A12 A12 A10
カメラ 8メガ(F値2.4)
インカメラ 1.2メガ
(F値2.2)
7メガ(F値2.2) 1.2メガ
(F値2.2)
生体認証 Touch ID
無線LAN 802.11ac(MIMO対応)
防水防塵 ×
Apple Pencil ○(第1世代)
Smart Keyboard ×
コネクタ Lightning
動作時間
(ネット)
最大10時間
バッテリー 32.4Wh 30.2Wh 19.1Wh 32.4Wh
ワイヤレス充電 ×
カラバリ シルバー、スペースグレイ、ゴールド
  11インチiPad Pro
(2018)
12.9インチiPad Pro
(2018)
価格 8万9800円~ 11万1800円~
ストレージ 64/256/512GB、1TB
ディスプレー 11型液晶 12.9型液晶
画面解像度 2388×1668 2732×2048
画素密度 264ppi
サイズ 247.6×178.5
×5.9mm
280.6×214.9
×5.9mm
重量(Wi-Fi) 468g 631g
CPU A12X
カメラ 12メガ(F値1.8)
インカメラ 7メガ(F値2.2)
生体認証 Face ID
無線LAN 802.11ac(MIMO対応)
防水防塵 ×
Apple Pencil ○(第2世代)
Smart Keyboard
コネクタ Type-C
動作時間(ネット) 最大10時間
バッテリー 29.37Wh 36.71Wh
ワイヤレス充電 ×
カラバリ シルバー、スペースグレイ

スペックについて、一部間違いがありました。お詫びして修正いたします。(9/12 19:15)


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