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ペン機能の向上に6.8型&6.3型の2モデル展開! サムスン「Galaxy Note10+/10」発表!

2019年08月08日 10時55分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

カラバリは女性向けも用意される

 ディスプレーはGalaxy Sシリーズ、Galaxy Noteシリーズ共通の側面の角を落としたエッジディスプレーを採用。エッジのカーブはGalaxy S10より強くなり、正面から見るとより角が目立つデザインになった。Bixbyボタンは新たにBixby Voiceボタンとなり、電源はクイック設定ツールからON/OFFする。

サムスンのスマートフォンではおなじみのエッジディスプレー

 Galaxy Note10+の本体のカラバリは、標準3色以外にブルーも用意される。販売国によってはこれ以外のカラーの登場もあるとのこと。Sペンのカラーは本体に合わせて同色のものが付属する。Aura Glowはベースカラーがブルー系のため、Aura Blueと同色のSペンが付属する。

Galaxy Note10+の全カラバリ4色。これ以外の色も追加される可能性はある

 Aura GlowとAura Blueは、Sペンの頭の部分の色を変えている。同じペンを付属させないのは「あくまでも違うイメージのモデル」ということを伝えたいのだろう。

Aura Blue(左)とAura Glow(右)のSペンの差。ペン本体は同じ色だが、頭の部分が異なる

 一方、Galaxy Note10はカラバリがより多く用意される予定とのこと。そもそも今回Galaxy Note10シリーズに2つの画面サイズが用意されたのは「ペンを使いたいけど本体サイズは小型のものが欲しい」という女性ユーザーの声を反映したもの。そのためGalaxy Note10はカラバリもピンクなど女性をターゲットにしたカラーが出るようだ。展示ではピンクと赤のモデルも含めた、5色が展示されていた。そのピンク、赤もSペンの色は本体と同色だ。

Galaxy Note10のカラバリには女性を意識した色が加わる

大幅にアップデートされたSペン

 さてGalaxy Note10シリーズの細かな機能は別記事で紹介する予定だ。Galaxy Note9からの機能アップの1つがSペン。Galaxy Note9ではSペンのボタンを押すことでカメラのシャッターを切れるリモコンになったが、Galaxy Note10シリーズではペンの「動き」も検知するようになった。つまりペンを上下に振るとカメラのリア・フロントの切り替え、くるくる回すと拡大縮小できるなど、ペン性能が大幅に上がったのだ。

Sペンのリモコン機能は動作も感知するようになった

 またGalaxy NoteシリーズのSペン対応メモアプリ「Samsung Notes」(日本では「Galaxy Notes」)では、手書きで書いた文字を画面タッチするだけでテキスト化する機能も加わった。テキスト化した文字はWordやPDFなどでシェアすることもできる。

手書き文字をワンタップでテキスト化できる

 Galaxy Note10+、Galaxy Note10の発売は8月下旬の予定。価格や販売国は今後発表される予定だ。日本での発売も期待したい。

山根康宏さんのオフィシャルサイト

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