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ホンダ・S660のオーナーが集うオフ会で広がる世界

2019年07月28日 12時00分更新

 休日に大黒ふ頭や箱根ターンパイクなどに訪れると、同じ車種が駐車場に並び、オーナーたちが談笑している風景を見かけたことがあるかと思います。いわゆるオフ会と言われるそれは、趣味性の高い車種ほど人が集まりやすい傾向があるように思います。ホンダの軽オープンカー「S660」もそんな1台です。今回はS660のオフ会の雰囲気や魅力について語りたいと思います。

大黒PAでのオフ会に集まったS660とオーナーたち

 S660のオフ会は大きく分けて2種類あります。1つ目は「オーナー主催のオフ会」。オーナーが発起人となり、SNS等で参加者を募集しているものです。事前に開催日がわかっているものもあれば、突発オフと呼ばれるように、いきなり実施されるものも。規模もさまざまで費用もいろいろ。無料もあれば、場所を借りる都合、有料という場合もあります。ですが参加方法は、発起人の「◯月×日、△△で集まりませんか?」というツイートやホームページに対し、リプライやメールフォームから申し込みの意思を表明すれば参加可能です。

どれ一つとして同じ仕様の車がありません

 実際に参加するまで「どんな人が来るんだろう」「ちゃんと話はできるのかな」と、コミュ障でなくても結構不安になりますが、そのような心配は無用です。なぜならクルマ好きに悪い人はいないから。同じ車種に乗っているということもあり、すぐに打ち解けクルマ談義に花が咲きます。そして各オーナーのこだわりを見ては感心し、情報交換に花が咲き、ただ集まって話すのが、なぜこんなに楽しいのだろう、と思うこと間違いなしです。特にホイールやマフラーなど、気になるアイテムを使っている人に話を聞ける機会でもあります。

ネットやカタログでしか見たことのないパーツなどはとても参考になります

 自動車のパーツはいずれも高額ですし、洋服の試着のように「前もって試す」ことはできませんからね。S660オフ会の参加者は20代~30代が中心。若者のクルマ離れ、とは一体何?と思えるほど、若い人の多さに驚きます。男性が多いですが、若い女性の姿もちらほら。また50代や60代の方の姿もあり、傍から見るとクルマ好きの親子が会話しているようにも思えます。変に敬語を使うこともなく、初対面なのに年齢関係なく気さくに車談義をする、そんな印象です。筆者も時々オフ会にお邪魔しては、何時間も話こんでしまいます。

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