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動画編集ソフトも付属!

11万円台でCore i5とOffceを搭載するGatewayのA4ノートPC「NE575-H58G/F」実機レビュー

2019年07月26日 11時00分更新

 仕事用にノートPCを購入する際、選択基準は人それぞれだと思う。筆者としては、まずは落ち着いたデザインであること、それに加えて性能や価格が自分の需要に合致しているかどうかを重視する人が多いと思っている。今回紹介する日本エイサーGatewayブランドのノートPC「NE575-H58G/F」は黒色でまとめられたシックなデザインで、オフィス用途に適したマシンに仕上がっており、その要件を満たしている。では、詳しく見ていこう。

GatewayブランドのA4ノートPC「NE575-H58G/F」。実売価格は11万8600円前後。

CPUはCore i5-8265Uで8GBメモリーはデュアルチャンネル仕様

 冒頭でも述べた通り、NE575-H58G/Fは15.6インチ液晶を搭載するノートPCである。重量は約2.15kgと、据え置きで使うPCとしては移動がラクな部類だ。また、スペック上の厚さは22.4mmだが、形状のせいか手に持ってみると数値以上に薄く感じた。さらに、仕事用途を考えた際、光学ドライブがしっかりと用意されている点に好感を持つ人も多いのではないだろうか。

本体も天板黒色でまとめられ、クセのない落ち着いたデザイン。この外観なら家用でも仕事用でもシーンを選ばずに使いやすいだろう。

仕事用途で考える際、光学ドライブの有無はかなり重要になってくる人も多い。

 液晶パネルは光沢のないノングレアタイプで、解像度は1366×768ドット。若干、白みが強い印象を受けるものの色味は良好で、景色の写真などは鮮明に表示できた。また、眼精疲労の原因とも言われているブルーライトを軽減する「BluelightShield」という機能を備えており、仕事で長時間利用する際に非常に重宝する。

 CPUには第8世代CoreのUプロセッサー(開発コードネーム:Whiskey Lake)の「Core i5-8265U」を搭載。4コア/8スレッドでベースクロックは1.6GHzと低めだが、Turbo Boost時は3.9GHzまで上昇する。Officeアプリや動画編集などの用途でも高いパフォーマンスが期待できる。

 さらに、システムメモリーはDDR4-2666を8GB実装。このメモリーはオンボード4GB+モジュール4GBのデュアルチャンネルアクセスに対応しており、メモリーパフォーマンスにもしっかりと配慮している点は評価できるポイントだろう。

 また、ストレージにはSATA接続で5400rpmの1TB HDDを備える。動画編集などの用途を考慮して、速度よりも容量を優先した形だろう。ラインアップにはストレージを512GB SSDに変更したモデル「NE575-A58Y/F」(実売価格 13万4800円前後)も用意。容量よりもアプリケーションの起動速度を重視するのであれば、そちらを選択するのもアリだろう。

 キーボードは日本語配列の104キータイプのものを採用。キーピッチは実測で約19㎜、キーストロークは同1.5mmほどと若干浅い感じはするが、パームレストがゆったりと確保されており、キー入力のしやすさは申し分ない。

キーボードは日本語104キー。若干浅いキーストロークだが、打鍵感は上々だ。

 各種インターフェースについても触れておこう。左側面は光学ドライブのみといった割り切った構成。一方、右側面はUSB 3.0端子が2つとUSB 3.1 Gen 1(Type-C)端子、それにカードリーダーとヘッドフォン端子を搭載する。

左側面は光学ドライブのみでUSBなどは1つもない。光学ドライブが左側にあるノートPCは結構珍しいかもしれない。

右側面にはUSB端子などが並ぶが、マウスで操作する際に邪魔にならないよう筐体奥側に配置されている点が好印象だ。作業効率への配慮が見て取れる。

 背面には電源端子とHDMI出力、それに1000BASE-T対応LANポートを備える。この側面ではなく背面に配置している点は非常に使い勝手が良く、自宅や外出先など場所を問わず、ケーブルの取り回しがかなりラクだった。もちろん、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANやBluetooth機能も有しているので、ワイヤレス環境の構築も容易だ。

背面の電源端子と有線LANポートは背面。こちらもケーブルをつなぐ上で非常に効率的な配置と言える。

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