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自動車メーカーのアウディ、南アフリカでVR接客を初導入

2019年07月23日 15時10分更新

 自動車メーカーのアウディは、VRを活用した顧客向けラウンジを南アフリカに初導入した。VR内でアウディの車両をチェックし、仕様の確認や購入検討ができる。今回VRラウンジを導入したのは、南アフリカ・ハウテンにある店舗。アウディのVRラウンジは全世界で400以上の店舗に導入しており、今後南アフリカ国内での導入は増加する見通し。

 VRラウンジにはアウディの各車種のデータにくわえ、ロケーションや時間設定機能も完備。利用者は好みのシチュエーションを選び、購入予定の車両がどのように見えるのかを確認できる。セールスコンサルタントの助言を受けつつ、各種車種や色の決定、オプション装備の取捨選択などができる。

 今回の南アフリカへのVRラウンジ導入について、アウディ南アメリカ統括のTrevor Hill氏は「デジタル化は、アウディのグローバル戦略の核心部分の一部であり、VRラウンジはその好例です。これは革新的な技術を南アフリカの自動車業界に導入し、またパートナーディーラーと関係を深める良い機会となるでしょう」と述べている。

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