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同社が蓄積するデータを活用、全国や地区ごとの消費者嗜好と対比できる

トレタ、飲食店向け分析サービス「外食データクラウド」提供開始

2019年07月08日 13時30分更新

 トレタは7月8日、飲食店向けの顧客分析サービス「外食データクラウド」の提供を開始した。

 同社は飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」を開発・販売している。外食データクラウドは、AIによるデータラベリング技術を活用してPOSデータや各種データを分析可能な状態にまでクレンジング(正規化)。飲食店における予約行動や喫食行動のデータ分析を効率的に行なえ、マーケティングや 経営改善に活かせるという。

 同社が保有する予約情報に基づく飲食店データや喫食データなどの外食に特化したグラフがプリセットで組み込まれており、サービス利用開始からすぐに見たいデータを取り出せ、エリアごとや客単価ごと、曜日ごと、時間帯ごと、グループサイズごとといった各種の切り口でのデータ分析が可能。

 エリアごとの飲食消費傾向や業態ごとのドリンク消費傾向、価格帯ごとの売れ筋を直感的に見ることができるほか、全国の飲食店データが利用できるので、今までできなかった他社との比較も容易としている。NTTドコモの匿名化統計データも搭載し、アンケートから取得した飲料の嗜好などを居住エリアや職場エリアごとに分析するといった外食産業における購買データと消費者属性データを組み合わせた可視化が可能。

 提供されるツールやデータ別に「スタンダードプラン」、「ライトプランA」、「ライトプランB」、「AIラベリングサービス」が用意される。料金は20万円から(データ量や種類、 アカウント数により応相談)。

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