週刊アスキー

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Acerのゲーミングモンスターが薄くて軽くなってしまいましたよ~

発売前のPredator Triton 500実機レビュー Core i-HにRTX積んでもスリムの時代なのだっ!!

2019年06月17日 11時00分更新

ココロをくすぐる「TURBO」ボタンと
専用キーでオーバークロックだっ

 ボディーは天板もパームレストもブラックで、金属的な手触りの艶消し塗装だが、若干手の油が残る感じ。キーボードの全体幅は29cmでさすがに余裕がある。キートップの厚みのある部分が半透明で、キーボードバックライトの色をきちんと表現してくれる。

明るい場所で写真を撮るとこんな感じの落ち着いたキーボードです

 US配列のキーボードはEnterより右側に1列ぶんの機能キーが並んでいるパターンで、いちばん右上が電源ボタン、その下がプレデターキーである。このキーを押すと、専用ソフトの「PredatorSense」が起動して各種の設定変更が可能となる。

ちょっと暗いところでは主要キーが明るく見えますね

 このアプリでは、ゲーミングノートではおなじみの「冷却ファン回転数の制御」や、CPU/GPUの温度監視、Windowsスタートボタンの無効化などができるのだが、いちばんウレシイ機能が「オーバークロック」である。GPUのクロック設定では、「通常」と「高速」そして「最大」の3段階を選択可能だ。ただし、ACアダプターが接続されていて、バッテリー残量が40%以上ないと高速より上は指定できないという厳格な規律に守られていて頼もしい。みんなの大好きなOCがスリムノートで、クリックひとつでできるのはとっても楽しいのである。

PredatorSenseを起動するとこの温度表示が現れます

バックライトは3エリアの色を指定できます

「オーバークロック」という頼もしいメニューがいいですね

ファンの回転速度も指定することができます

 WASDとカーソルキー、そしてプレデターキーはキートップ周辺に特別な処理がなされていて、よりイルミネーションが目立つしくみである。

 メインキーの左よりの上部には「TURBO」というボタンがあり、ファン回転数とGPUのオーバークロックをこのキーだけでオン/オフできる。「PredatorSense」を起動する必要がないし、そもそも「TURBO」というボタンがあるノートPCはなんとなくうれしい。

 キートップの文字フォントも上品で、とてもスッキリとしている。キーストロークとキータッチもさすが老舗のうまい味だ。

キータッチはきもちよく、タッチパッドのスベリとクリック感も高級です

暗い場所ではキーの厚み部分がグローしてまいります

本体が薄いので、このなかにRTX様がいらっしゃるようには見えないですね

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