「コカ・コーラ エナジー」
コカ・コーラシステム
7月1日発売
210円前後(250ml缶)
https://www.cocacola.co.jp/press-center/news-20190528-11-2
「コカ・コーラ」ブランド初となるエナジードリンク
エナドリの2大ブランドといえばレッドブルとモンスターエナジーでしょう。レッドブルのオリジナルであるタイ産は1978年生まれで、オーストリア人のディートリヒ・マテシッツが国際的な販売権を獲得したのが1984年。モンスターエナジーの登場が2002年。
そんな若造たちには負けていられないぜとばかりに、19世紀生まれの重鎮が参戦だッ! 設立はなんと1892年! 世界で(たぶん)もっとも有名な飲料、「コカ・コーラ」ブランドから初となるエナドリが登場!
コカ・コーラシステムは「コカ・コーラ エナジー」を7月1日から全国で発売します。実売価格は250ml缶が210円前後、190ml缶が160円前後。いきなりですが、いち早く飲む機会がめぐってきたのでレビューしたいと思います。
あたくし、生まれも育ちもUSAのコカ・コーラですよと強くアピールするような、赤を効果的に使ったデザインの缶が印象的。フタの部分まで赤く、なんともわかりやすいですね。
「強カフェイン、ガラナエキス、ビタミンB6、ナイアシン配合」とありますが、表記を見るかぎり、エナドリでおなじみのアルギニンを配合していないようです。ちょっと意外。100mlあたりカフェインは32mgで、これはレッドブルと同じ。
2019年4月以降、スペインとハンガリーを皮切りに、ヨーロッパ各国で続々と発売が続いているコカ・コーラ エナジー。一体、どんな味に仕上がっているのか。チェックするのはASCII編集部きってのエナドリ好き・スピーディー末岡さんと、この記事を書いているモーダル小嶋です。
コーラが7割、ガラナが3割、そんな味です
夜の眠気ざましにオススメ
クリアカップに注いでみると、見た目はコカ・コーラのそれです。香りもかなりコーラに似ていますが、かすかにガラナエキスの香りもするような。気になる飲みごたえは……。
末岡さん「コカ・コーラブランドだけあって、突拍子もない変な味じゃないね。コカ・コーラにガラナを足したというテイストで、とくに変わっている印象はないかな。ガラナの風味が効いているけど、全体的にはコーラ感覚で飲みやすいんじゃないかな?」
ざっくり言うと、無難な味です。コカ・コーラにガラナを足した感じで、コーラとエナドリが7:3ぐらいと言えば伝わりやすいでしょう。驚きはないけれど、そこがコカ・コーラの余裕を感じるといえば、そうかもしれません。想像通りではあるものの、エナドリのケミカル感が苦手、という人には飲みやすいはず。
ガラナとカフェイン多めということで、夜の眠気ざましに向いたコーラといえましょう。飲んでみてびっくりはないですが、それはエナドリマニアのうがった見方、むしろ飲みやすいエナドリである……と肯定的に評価することもできます。ナイトライフをキメたいときのアイテムとして、いかがでしょうか。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。
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